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★MotoGP2017セパンテスト3日目 イアンノーネ「どのサーキットでもトップ争いが出来る」

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2日目のテストでトップタイムを記録したイアンノーネ選手は、3日目はユーズドタイヤでのレースタイムに集中していました。現状のパッケージで、どのサーキットでもトップ争いが出来ると頼もしいコメントをしています。 f:id:teletele916:20170203105215j:plain (Photo courtesy of michelin)

水曜日のタイムは、アンドレア・イアンノーネがテストの3日間に記録した最高のタイムには及ばなかったが、イアンノーネはスズキのGSX-RRでレースでトップ争いが出来ると自信を持っている。イアンノーネはソフトタイヤでベストタイムを追うことはせずに、スズキのエレクトロニクスパッケージを向上させるためレースペースでユーズドタイヤで走行を続けた。彼は水曜日のテストを10位タイム、トップのマーヴェリック・ビニャーレスから0.677秒遅れで終え、火曜日に記録した最速タイムの影響もあり、総合2位でテストを終えた。

アンドレア・イアンノーネ

「この3日間に関しては非常に良いフィーリングでした。昨日は非常に速く走る事が出来たので嬉しかったですね。今日は新しいソフトタイヤは使用せずにレースペースで走行をし、多くのエリアで向上することが出来ました。ユーズドタイヤでも良いペースでしたし、昨日の後の優先事項がこれだったので嬉しいですね。今日は少しの変更でかなり改善が進みました。エレクトロニクスに関してはさらに改善していきたいと思っています。ただこのパッケージであればチャンスがあると思いますし、エレクトロニクス面でも改善が必ず出来るでしょう。バイクはフロントに関して改善がかなり進みました。自分はこのチーム、スズキを本当に信じています。今年は大きなチャンスがあると思いますよ。」


新しいパーツを試すよりもバイクのセッティングを煮詰める事を進めたイアンノーネは、低速コーナーで現れたフロントエンドの振動に悩まされた。水曜にイアンノーネターン1で低速の状態で転倒。この問題を次回のテストで解決する必要があると語る。


アンドレア・イアンノーネ

「低速コーナーでフロントの振動が少しあったせいで、フロントから転倒しました。高速コーナーではバイクは完璧なんです。振動もチャタリングもありません。ただ、低速コーナーのターン4、ターン9、14、そして最終コーナーで、細かい振動が最大リーンアングルの状態で発生するんです。フロントのタイヤが摩耗していると、この状況は悪化してコントロールが難しくなります。昨日はいくつかこの症状を改善する新しいパーツを試したんですよ。今日は残念ながらそのパーツを使用する事ができなかったんです。ただオーストラリアのテストでは、全日程でこのパーツを使用することが出来ます。ユーズドタイヤで良いペースで走る事が出来ています。他のライダーとの比較はしていません。ただどのレースでもトップ争いが出来るでしょう。」

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