★BMW R nine T Racer／R nine T Pureを発表

BMWから新しいR nine Tの派生モデルとしてR nine T RacerとR nine T Pureが発表されました。この2台はいわばR nine TのBMW純正カスタムバイクとも言えるものでハーフカウルのクラシックレーサー、シンプルなロードスターという2台です。ハンドル、メーター周りの美しさ、足回りの男臭さなど、流石BMWと言える作りです。 BMWモトラッドはR nine T RacerとR nine T Pureを発表します。本質的なところまで無駄を削ったロードスター、そしてオールドスクールのハーフカウルのスポーツ車両。これは1960年代、1970年代にポピュラーだったコンセプトです。そして今日のモーターサイクルも多大な影響を受けています。

BMW R nineT Pureはドイツで12,300ユーロ（約141万円）、BMW R nineT Racerはドイツで13,300ユーロ（約153万円）で発売されます。VATは19%となります。両モデルともに2017年3月に発売となります。 R nineT Pureは純粋なロードスターです。余分なものを取り払い、本質のみを纏っています。デザインはクラシックとモダンスタイルの要素を取り入れ、フットレストやフォークの足は鍛造アルミニウム製となっています。燃料タンクとフロントのマッドガードはメタリックではなくカタラーノグレイで塗装されます。サスペンションとドライブトレインはブラックとなり、R nineT Pureのキャラクターであるダイナミックなロードスターという側面を強調しています。田舎道を走る伝統的なライディングの楽しみを味わうことが出来ます。

R nineT Racerは1970年代に人気のあったスポーツ車両を思い起こさせます。クラウチングスタイル、コンパクトで細長い外観でオールドスクールのスポーティな雰囲気にハーフフェアリング、こぶ付きシート、後方に位置するフットレスとなどの全体の雰囲気が最新のテクノロジーと結びついています。 ライトホワイトに装飾が施されたカラーリングは、BMWモータースポーツの過去のカラーリングです。R nineT Racerは軽量でアスリートのような外観となります。フレームはアルミニウムシルバーとなり、ブラックのドライブトレインと美しいコントラストとなっています。R nineT Racerはオールドスクールのスポーツバイクで、ワインディング・ロードでのダイナミックなライディングのために設計されています。

BMW R nineT Racer／R nineT Pure 主要諸元

• 1170ccエンジン／110馬力／Euro4準拠
• モジュラーフレーム
• 5本スポーク軽量キャストホイール／
• フロント 3.5 x 17／リア 5.5 x 17
• 320mmツインデスクブレーキ／ABSは標準装備
• ASC（オートマティックスタビリティコントロール）※オプション
• 2-1エキゾースト／ステンレススチール製
• フォークブリッジ、フットレストはアルミ鍛造

＜参照元＞BMWモトラッド プレスリリース