★BMW EICMAでG310Rを発表
Sponsored Link
以前スタント用モデルはご紹介しましたが(※下のリンク)、意外と登場するまで時間はかかりませんでしたね。インド生産という事を考えてもアジア圏がメインマーケットになると思いますが、値段がどの程度になるのかがポイントがですね。ライバル車両の値段を考えても60万前後なのかなと思いますが。。
この2016年型G310Rは来週のEICMAで発表されるコンパクトなバイクだ。BMWのインドのパートナー企業TVS Motor Companyにて組み上げられる。
このバイクはKTMの390Duke、ホンダのCBR300、カワサキのニンジャ300、ヤマハのYZF-R3などのライバル車両となる。さて、G310Rは何が新しいのだろうか?
このバイクは「リラックス」「ストレスフリー」をコンセプトとし、エンジンは新作の水冷単気筒DOHC4バルブ、313ccエンジン、電子制御式インジェクションを搭載する。
興味深いことにインテークはシリンダーの前方端に位置している。ボアxストロークは80mmx62.1mmで9,500回転で34馬力を発生。トルクは7,500回転で21pound-feetとなる。重量はわずかに158.75kgとなるが、KTMの390Dukeの155.12kgには敵わない。
G310Rは世界市場に向けてデザインされたバイクであり、チューブラースチール製シャーシに、ボルトオンのサブフレームという構成だ。サスペンションはリヤにシングルショック、アルミニウム製スイングアーム、倒立フォークという構成だ。
正確な数値は明らかではないが、BMWによると高速の巡航も楽にこなしつつ、優れた燃費を実現しているようだ。BMWによるとスポーティーなスタイルはS1000Rの影響が大きいようで、それをコンパクトにまとめている。その他は784mmのシート高が特徴で、背が低いライダーにとっては嬉しい特徴だろう。
多機能のLCDインストゥルメンタルパネル、ABSが標準装備。前後ブレーキはシングルディスクとなる。フロントタイヤは110/70R-17、リヤは150/60R-17だ。
価格はまだ明らかではないが、来年初頭には店頭に並ぶと考えられる。また、この新型モデルを軸としてフェアリング装備のモデル、GSアドベンチャーのようなバージョンの展開も十分に考えられるだろう。そうしたアドベンチャーモデルが展開された時、見掛け倒しではなく性能も兼ね備えたモデルであることを願おう。