★ローランド・サンズの手による 2012年型ヤマハTMAX530フルカスタム
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Asphalt and Rubberの関連記事を見ていて発見したローランド・サンズによるTMAXのカスタムモデルをご紹介します。フレームがしっかりとしているTMAXだからこそ、外装を無くして”ネイキッド”にしてもデザインとして破綻しないというのが面白い。何キロ軽くなっているのかわかりませんが、物凄く速そうです。
けばけばしく飾り立て、低品質な爆音マフラー、スピーカーを付ける日本の幼稚なカスタムが恥ずかしくなりますね。。首都圏でこういう硬派なカスタムの専門店が出来たら、流行ると思うんですが。
南カリフォルニアのカスタムバイクビルダーのローランド・サンズに「何かイカシタものを作ってくれ」といって2012年のTMAX530を預けたらどうなるだろう?
その答えは「誰もが今までに見たことの無いスクーター」だ。欧州や日本でスクーターのカスタムは一般的だが、「スクーターは女の子の乗り物」という考えが根強いアメリカにおいて、スクーターがカスタムのベース車両となることは少ない。
ベースとなったのは46馬力530ccのパラレルツインを持つTMAX530。TMAXは見かけは従順なスクーターだが、実際はスポーツバイクとして開発されている。今回ローランド・サンズの手によってカスタムされたこの車両は明日のEICMAに出品される。(※過去記事なので2012年のEICMAです。)
極限までカスタムされた2012年型のTMAXはローランド・サンズ得意のテイストフルで、生々しいデザインとなっている。もしマッドマックスがスクーターに乗ることがあるとしたら、これがその車両になると言えるだろう。
ローランド・サンズ(※YouTubeで話している内容の意訳です。)
「このバイクのインスピレーションは自分のレースキャリアから来ているんだ。自分の昔の記憶を思い起こさせるような感じのカスタムになっていると言えるね。バイクの外装をまず全てひっぺがしてカスタムするところから始めたんだけど色々と大変だったよ。まず作りあげた後に友達が乗りたがって、そのまた知り合いが乗りたがってね。この”バイク”、いやスクーターは注目の的だったね。自分がこれだと思うものが込められているし、ヤマハがこのバイクに込めた思いも一緒だと思うね。」
Roland Sands “Hypermodifies” the 2012 Yamaha Tmax 530