★BMW コンセプト101を発表
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BMWが作るアメリカンというだけでも面白そうですが、ローランド・サンズ・デザインとのコラボであれば色々なカスタムパーツも充実してラインナップされそうで期待が持てますね。
ローランド・サンズ・デザインの協力を受けて、BMWはコンセプト101を発表した。アメリカンのようなデザインにK1600の6気筒エンジンが組み合わされる。
イタリアで発表されたこのモデルはあくまでコンセプトモデルだが、いくつかのスパイショットからプロトタイプのテストが進んでいる事が確認されている。おそらく市販されるのも時間の問題だろう。
BMWとローランド・サンズ・デザインが組んで仕事をするのは今回が始めてではない。彼らは2013年にBMWコンセプトNinetyで組んでおり、これは後にR nine Tとして市販された。
R nine Tはローランド・サンズ・デザインのおかげで、市販モデルには無いようなカスタム色の強いモデルとなった。今回のコンセプトモデルはK1600GTやK1600GTLに似るのでは無いかと予想される。
コンセプト101はその名前の由来を1649ccのエンジン排気量(キュービックインチ換算)と、カリフォルニアのNewbury ParkにあるBMWのデザインセンターの支部の近くを走るハイウェイ101号に持つ。
こうしたアメリカンスタイルのバイクというのは、アメリカのデザインに影響されたという意味では、まさにそのままデザインされたものと言えるだろう。
BMWモトラッド エドガー・ヘインリッヒ
「コンセプト101は我々のコンセプトバイクの歴史において、新たなチャプターを開くバイクです。これは終わり無きハイウェイ、自由と自立という、BMWモトラッドのコンセプト、アメリカンツーリングというコンセプトを具現化したモデルです。今までにこの種のバイクのデザインをしたことが無かったので、この大型ツーリングバイクのデザインは、実にエキサイティングなものでした。私にとってコンセプト101はバイクのエレガントさ、パワー、ラグジュアリーの縮図ですね。」
コンセプト101は背の高いフロントエンドからテールにいくに従ってテーパー状に下がっていくデザイン。デザインとして統合されたツーリングバッグはテールパイプと共に流れるようにデザインされており、排気は後方では無く、左右両方に吐き出す形を取る。
ボディワークはアルミニウムとカーボン、ウッドパネルトリムの組み合わせ。エンジンは対照的なカラーリングが目立つようにブラックフィニッシュされている。
ヘッドライトはK1600GTやK1600GTLと同様の形状だが、テールライトはバッグに組み込まれている。おそらく最終的な市販モデルは秋のEICMAで見ることが出来るだろう。ホンダのゴールドウィングF6Bとの比較試乗が待ち遠しい。