★MotoGP2017 カタールGP 雨天でもレース決行か?
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開幕戦カタールGPはMotoGPカレンダーの中で唯一の夜間レースですが、夜間のトラックを照らすために大量の投光照明が使用されます。雨で路面が濡れると、この光が反射してラインを読むどころではなくなってしまうということで雨天時のレースは危険だとされてきたわけですが、どうやらセーフティコミッションのロリス・カピロッシ、フランコ・ウンチーニは、雨の中でもレースをしても問題がないのではないかという結論を下したとのこと。まだ実際にはどうなるかわかりませんが、これが本決定になるとすると、ライダー達からは批判が噴出しそうですね。 (Photo courtesy of michelin)
数名のMotoGPライダー達は、開幕戦となるカタールGPの夜のレースが雨になるのではないかという懸念を示している。今までのところ、MotoGPの中で唯一夜間に行われるカタールのレースはドライコンディションで行われてきた。なお2009年は激しい雨のためにレースは月曜日に延長された。今月の始めに、ドルナとFIMのセーフティーコミッションの代表であるロリス・カピロッシ、フランコ・ウンチーニがコンディションのテストを行うために、カタールでは人工的にレインコンディションが再現された。その結果として、彼らは濡れた路面はこうした人工のライトを反射せず、ウェットレースを開催しても安全であると結論づけたが、この決定はライダーから歓迎されていない。
Aspar アルヴァロ・バウティスタ
「そんなに簡単な問題ではないと思いますね。夜間に同じようなコンディションで走るだけでも反射が多いわけですからね。ポジティブな判断とは思えません。ただ実際に走ってみるまではわかりませんけどね。」
KTM ポル・エスパルガロ
「最終的にはライダー達のコンセンサスの問題だと思います。ですからなぜライダー達がこの決定に対して質問をしないのかわかりませんね。カタール入りしたら、金曜のセーフティコミッションミーティングで話合うことになるでしょう。」
ヤマハ ラモン・フォルカダ(ビニャーレスのクルーチーフ)
「今のところウンチーニとカピロッシがテストをしただけです。それも少しの雨、もしくは少し路面を濡らした状態でしょう。気温が違うわけですから、基本的には(※レース時とは)コンディションは同じではないでしょう。」