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気になるバイクニュース。

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★スズキ カタナ(SUZUKI KATANA)今年で登場から35周年。

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日本のみならず、海外にも多くのファンがいるカタナですが、販売が開始された1981年から数えて今年35周年ということになります。新しいカタナが出るのか出ないのか?リカージョンは新カタナと関係あるのか無いのか?など謎は付きませんが、カタナの魅力はいつになっても色褪せませんね。

★スズキ カタナ(SUZUKI KATANA)記念すべき35周年

私のモーターサイクルに対する興味というのは15年前まで花開く事はなかった。母は悲観主義で、自分がBMXに乗っているだけでも彼女にとっては心配の種であった。もし自分がエンジン付きの乗り物にのっていたとしたら、彼女は自分が高校を卒業する前に神経衰弱で参ってしまっただろう。しかしこういった事は、私が若い頃に続々とリリースされるバイクへの興味を失わせるものではなかった。その中の一つで私の関心を特に引いたのは、スズキのカタナであり、今年はカタナにとって35周年の年となる。カタナのユニークなデザインは間違い無く1980年台のものであるが、レッグウォーマーやスナップブレスレットとは異なり、未だに生き残っているデザインで高い魅力がある。カタナのデザインは、未だに他の何者にも似ていないのだ。

★スズキ カタナ(SUZUKI KATANA)記念すべき35周年

スズキのイメージを向上させるために作られたカタナは、スズキドイツのマーケティングマネージャーのマンフレッド・ベッカーの発案によるものだった。それまでの日本のメーカーの流れと異なり、スズキはヨーロッパのデザイン会社”ターゲットデザイン”に信頼を置いてデザインを依頼。ターゲットデザインは元BMWのデザイナーであるハンス・ムートが指揮しており、彼らは1981年に市販車として登場する1100ccのカタナよりも先に、650ccのコンセプトモデルをリリースしている。スズキはこれほどにエキセントリックな見た目のバイクをパフォーマンス無しにリリースするつもりは無かった。スズキはそのプレスリリースの中で、カタナは市販車として世界最速であることを謳っていた。 第一世代のカタナは1074ccのDOHC空冷エンジンを搭載し105馬力を発生した。エンジンはチューブラースチールフレームにクレイドルマウントされ、前後のサスペンションは調整式であった。これらの装備はロード走行では大きな武器となり、後年ドラッグレーサー達に人気となった。

★スズキ カタナ(SUZUKI KATANA)記念すべき35周年

カタナのリリースの後はその成功について色々な方向のレポートがある。大衆はここまで衝撃的なルックスのバイクを迎え入れる準備が出来ていなかったというものや、セールス自体は成功と言えるものだったというものなど。81年にどのような受け止め方をされていたと言えども、カタナが過去35年に渡り人気を博し、モーターサイクルデザインにおける象徴的なデザインになった事は、誰も否定は出来まい。

なお、今回紹介している写真の車両は、日本のチューニングスペシャリストであるヨシムラへのオマージュとしてフランスで組まれたもの。2001年にスズキがカタナの生産終了をアナウンスした時、ヨシムラが製造ラインの最後の5台を取得した。ヨシムラは自分達のカタナ用パーツを使って、5台すべてのカタナをリビルド。ヨシムラKATANA1135Rと名付けた。

★スズキ カタナ(SUZUKI KATANA)記念すべき35周年

全体がブラックに塗装されたKATANA1135R はクラッチカバーに"I've Got The Power!"を掲げ、馬力は50馬力アップとなっていた。カスタム内容としては74mmピストンキット、スペシャルカム、ヨシムラミクニTMR-MJN 40mmキャブレターキット、ヘッドポーティング、面研、スペシャルチタン手曲サイクロンエキゾーストなど多数のカスタムが施されていた。(※詳しくはリンク先のヨシムラのページをどうぞ)さらに強大な馬力に加えて、このバイクはマグネシウム、カーボン製パーツ、アルミニウム製のガソリンタンクなどにより40kgも軽量化されていた。

★スズキ カタナ(SUZUKI KATANA)記念すべき35周年

近年スズキが新しいカタナをリリースするという噂がある。もしそれが本当であれば、全世界のカタナの愛好家、モーターサイクルジャーナリストから大いに歓迎されることだろう。私の懸念としてはその新しいカタナが、先代を同じくらいに革命的なものであるかどうかということだが、私はその新しいカタナを最大限の歓迎で迎えることだろう。

Photography by Robert Schoehuys www.returnofthecaferacers.com

www.yoshimura-jp.com