★フィリップアイランドテスト ロッシ「フレームの比較が優先事項」
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2月16日はヴァレンティーノ・ロッシ選手の誕生日ですが、フィリップアイランドテストの初日では2位タイムを記録しています。午前中には転倒しながらも、午後にはリズムを掴むことが出来たようです。 (Photo courtesy of michelin)
ヴァレンティーノ・ロッシにとってフィリップアイランドのスタートは芳しいものではなかった。彼はM1と格闘してターン2で転倒。ロッシは「フロントが切れ込んでフロントを失ってしまいましたが大丈夫です。フロントに自信が感じられず、M1がちょっと違うように感じます。」と語る。その後の昼休みの後に物事は改善する。「このトラックはユニークなんです。コーナーの進入でミスをしやすく、そうするとかなりタイムを失うんです。」と話すロッシだが、最終的にはこの日2位タイムを記録。マルケスに唯一接近したライダーとなった。
Q
「最終的には上手くいきました。」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「今日のスタートは上手くいかずスピードがありませんでした。M1に自信が持てず良いペースで走るのに苦戦しました。昼休みの間にデータを分析してチームがバイク変更を施しました。それで午後は競争力がありました。ペースも悪くなかったですね。最後に新品タイヤを履いて良いラップタイムを記録する事が出来ました。風も落ち着いてプッシュする事ができたんです。良いタイムで2位ですが、まだやるべき作業は多いですね。」
Q
「具体的に言うと?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「レースペースですね。ユーズドタイヤで少し苦戦しています。その面で作業が必要です。改善出来ると良いんですが。」
Q
「そうすればマルケスを逃さずに済みますね。」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「ペースで言えばマルケスが全てのテストで最速なのは間違いありません。バレンシア、セパン、そしてここでもね。彼を倒したければ作業をしなければなりません。彼こそが倒すべきライダーで、参照すべきライダーですね。」
Q
「この次は?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「バイクの良い部分を引き出すために完全にバイクを理解できているわけではないんです。それにマルケスとホンダはペースの面では自分達の前にいます。」
Q
「新しいフレームは明らかに良いのでしょうか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「好きですね。ただまだ決めたわけではありません。この先2日間でさらに比較が出来るでしょう。それが優先事項です。」
Q
「セパンからM1について何か改善された点はありますか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「テストにおける順位は重要ではありません。セパンでは体調が悪かったんですが、それ以上は悪化しませんでした。今日はさらにバイクに関しての経験をさらに積み始めさらに理解が深まりました。バイクのポテンシャルが大きいのがポジティブですね。」
Q
「体調はもう良くなったんですか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「家には1週間しかいなかったので100%ではありません。ただ良い形でライディングは出来ますし、多くの周回をこなすことも出来ます。カタールに向けて準備が出来ていると良いですね。」
Q
「明日は誕生日ですが、カダローラがあなたのコーチを務め初めてから1年ですね。」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「バランスとしてはとても良いですね。ルカとは個人的にもプロとしてもよくやっています。最初は賭けでしたけど、こうして経験豊富な人が横にいるというのは良いことです。今年も彼はここにじき訪れますよ。」