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★ペトルッチ「怪我がなければロレンソのチームメイトは自分だったかも」

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2016年はチームメイトのレディング選手とのGP17をかけた戦いに勝利したペトルッチ選手ですが、シーズン中の怪我がなければロレンソの横でファクトリーシートを獲得出来ていたかもしれないと大胆な意見を語っています。 f:id:teletele916:20161223032949p:plain (Photo courtesy of michelin)

2016年は彼にとってベストなスタートと言える年ではなかった。調子を上げている最中にフィリップアイランドで怪我をした形になるが、ペトルッチはけして諦めようとは思わなかったという。彼は昨年のように表彰台を獲得することはなかったが、GP17は素晴らしい賞品と言えよう。彼は今日はクリスマスパーティーのためブレンバーテ・ディ・ソプラでファンに囲まれている。

Q

「どんなプレゼントを探しているんですか?」

ダニロ・ペトルッチ

「正直いうとまだ願いごとを書いてないんです。既にDucatiからGP17というプレゼントを貰っていますしね。エンデューロマシンが欲しいんですが、クリスマスには間に合わないでしょう。」


Q

「イアンノーネは自分に1299を買ったようです。」

ダニロ・ペトルッチ

「自分は公道の免許を持っていませんからね。1299はリビングに飾っておくもんでしょう。本当に芸術作品のようですよ。」


Q

「2016年は天候が大きな要因となりました。2015年のような競争力を発揮出来なかった理由は?」

ダニロ・ペトルッチ

「アッセンでは雨の中レースをリードしていたんですが、再スタートの後にバイクが故障しました。本当にガッカリしました。ドイツではロッシを引き連れて10周ほどリードしていたんですが、プッシュし過ぎて転倒してしまいました。マレーシアではフロントに自信が持てませんでしたが、オーストラリアでは良いラタイムで走る事が出来ました。技術的に言えば、サテライトバイクであるというのは制限が大きく、結果的にシーズンの終わりにはリーダーから大きく離されてしまいました。」


Q

「GP17のためにあなたとレディングはなんでもやってやるという感じでしたね。」

ダニロ・ペトルッチ

「彼のことはわかりませんが、自分はなんとかチャンスをものにしたかったんです。自分のシーズンはル・マンでようやくスタートしたようなものですから。ランキングに関してはこれといったゴールはありませんでした。ただ怪我の後はなんとかシーズンを良い形にしたいと思っていました。GP17は自分にとって唯一のゴールだったんです。レディングが自分より前でレースを終えたのは2回だけでした。GP17は自分の手の届くところにあったと言えるでしょう。」


Q

「フィリップアイランドの怪我がどの程度影響があったのでしょうか?」

ダニロ・ペトルッチ

「自分はチームを変更出来るチャンスを逃したと思います。もしかしたら今頃ファクトリーチームにいたかもしれません。今年はライダーの移籍が早く決まりました。そして自分は怪我のせいで確実に出遅れたんです。自分自身を落ち着かせる必要があって、そのおかげでストレスを抱えずに済みました。最初の怪我で色々と物事が良くない方向に動いてしまって、2度目の時はもっと注意深く焦らずに対処しました。」


Q

「今年はバイクに対する不信感との戦いもあったと言っていましたが。」

ダニロ・ペトルッチ

「これは転倒したときに、バイクとタイヤに関する自信を失ってしまったということです。ミシュランタイヤを使用することに関して、しっかりとした自信が持てずにいました。それにチームメイト相手にレースをするということも、ミスを避けるという意味で難しかったんです。」


Q

「レディングとのGP17をかけた戦いに勝利し、今後はGP17をいかに使うかということになります。ホルへとドヴィの頭を痛めることが出来ると思いますか?」

ダニロ・ペトルッチ

「まずはファクトリーバイクに乗ったライダー達とバトルがしたいですね。ホルへとドヴィから学びたいとも思います。彼らの近くにいるということは、既に素晴らしいですよ。ロレンソはすでに何度も世界タイトルを獲得していますから、彼を負かすのは簡単ではないでしょうけど。」


Q

「今シーズンを終えて、スコットとチームメイトであるというのはどのような感じですか?」

ダニロ・ペトルッチ

「わかりません。それに関しては何も考えていません。チームメイトは常に自分の最大のライバルですから。自分のほうが良いバイクに乗っているんですから、自分のほうが速いタイムで走らないといけないでしょう。自分の目標はレディングの前で走ることではなくて、ドヴィツィオーゾとロレンソに近づくことです。」


Q

「チャバッティはタイヤに関して自信があると語っていました。」

ダニロ・ペトルッチ

「ミシュランはタイヤをシーズンを通じて変えてきました。こうした経験がミシュランが来年優れたタイヤを幅広いレンジで供給することの助けになると思います。最初から良いタイムで走れたとしても、ミシュランはさらに良いタイヤにすることが出来ると思います。」


Q

「2017年のタイトルはDucatiが獲得するか、ホンダ、それともヤマハでしょうか?」

ダニロ・ペトルッチ

「Ducatiはホルへをタイトル獲得のために引き抜きました。彼のキャリアから考えても当然でしょう。何が起こるかわかりませんが、Ducatiのバイクはタイトルを獲得出来る力があると思います。」

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