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★MotoGP2016バレンシアGP ドヴィツィオーゾ「最初に感じたフィーリングは本物」

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ほぼ、あらゆるメーカーのMotoGPバイクを乗って来たといえるドヴィツィオーゾ選手だけに、異なるバイクを乗る際のアドバイスには重みがあります 最初のテストのスピードは本来のものではないが、フィーリングは本物であるとしています。 f:id:teletele916:20161112090347p:plain (Photo courtesy of michelin)

アンドレア・ドヴィツィオーゾはホルヘ・ロレンソのバレンシアテストでのDucatiに対しての最初のフィーリングが重要になるだろうと語った。ロレンソはヤマハで過ごした後に来年からDucatiに加わるが、ドヴィツィオーゾはホンダ、ヤマハ、DucatiにバイクにMotoGPで乗っている。ロレンソにとっては9年間ヤマハのM1で過ごした後の大きな変化になるだろうとしている。

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「皆同じではありませんが、バイクを変えることは非常に難しく大きな変化となります。どのようなメンタルで変化を迎えるかということが重要ですね。最初はとにかく難しいものです。自分の乗り方で異なるブランドのバイクを乗るのではなく、自分の乗り方をあわせてやる必要があります。最初のフィーリングはとにかく重要です。最初のテストでのスピードが本来のスピードというわけではありません。ただ最初に感じたフィーリングというのは本物です。ヤマハのバイクは非常に良いバランスだと思いますが、外から他のブランドのネガティブな部分を理解するのは難しいものです。ヤマハは当然限界である部分があるんでしょうが、特にライバルからはそれは見えにくいものなんです。特に才能あるライダーが乗っている場合はね。ホルヘとヴァレンティーノのようライダーが乗っている場合は、完璧なバイクに見えるものです。」


ドヴィツィオーゾはセパンでDucatiの2勝目をあげたが、Ducatiのバイクを開発するという大きな役割を、さらに2年間担えることが幸せだと言う。


「自分が残りたいと思えるところに残れるということが一番幸せなんです。自分達はテストすべき新しいバイクがありますが、違うチームでこれを行うわけではありません。これはポジティブですし、嬉しいですね。Ducatiの開発を続けられることを嬉しく思っていますし、大きな役割を果たせたと思います。重要な結果を得られる状態に近づいていると思います。何を改善すべきかはわかっていますので、そこに集中していきます。ただ非常に良いフィーリングを得ていますし、それは良い気分です。」


ドヴィツィオーゾは1:31066秒でFP2を6位とし、ロレンソから0.6秒遅れだ。ただ彼はバイクのトラックでのフィーリングに満足していると言い、過去には苦戦していたと語る。


「今日のスタートには満足しています。このトラックでは過去に苦戦していますからね。ただ今日は良いフィーリングが得られていますし、過去3戦も同様です。今朝のスピード、そして午後のスピードも良かったですね。午後はユーズドのハードタイヤでした。ですからラップタイムには満足しています。ただまだ十分ではありませんし、コーナーの中で出口に備えている状態でのスピードが遅いです。ここを改善する必要があります。このトラックはタイヤの左側をかなり使うので、リアタイヤの左側のグリップが落ちてくるのは皆同じです。ここを明日改善する必要があります。」

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