★ダカール・ラリー 2017年のルートが明らかに
Sponsored Link
そういえば普段ダカールラリーの話題は全く取り上げていませんでしたが、2017年のダカールラリーのルートが発表されました。2016年はエルニーニョの影響などでルートが直前まで変わり続け、最終的にはアルゼンチンとボリビアの2カ国での開催となりました。今年もルートがこのまま確定となるかどうかは不明ですが、とりあえず3カ国を通るルートとなっています。なお、日本からは風間深志氏の三男、風間晋之介氏が参戦予定とのこと。
2017年のダカールラリーは来年の1月にならないと開催されないが、ASO(フランスのオーガナイザー)はこの象徴的なレースに対する我々の期待に対して応え、ダカールラリーの2017年のルートを発表した。以前お伝えしたように、チリは2017年のダカールラリー開催から身を引き、ASOによると来年のダカールラリーはアルゼンチン、ボリビア、パラグアイを通るルートとなるとのこと。これはダカールラリーの開催地がアフリカから南米に移って以来の変更となる。
パラグアイの首都で最大の年であるアスンシオンが今回のスタート地となり、参加者にとって唯一の宿泊地となる。これはほとんどのルートがアルゼンチンを通るからであり、ボリビアで予定されているチェックポイントは4箇所のみとなる。昨年と同様に2017年のダカールラリーは標高の高いステージで行われる。特にボリビアでは車両からパワーを奪うだけでなく、競技者のエネルギーをも奪うステージとなる。
こうした標高の高さとフィジカル面で特に要求の多いのが最近のダカールラリーの特徴で、標高の高さの影響からの怪我などが昨年のレースでも多かった。レースはブエノスアイレスでゴールとなり、こうしてアルゼンチンでレースを終えるのはダカールのベテランにとっては馴染みが深いと言える。しかし、いつもどおりそのルートは全くもって楽なものではない。
今回のラリーで優勝する実力があるのはKTM、ホンダ、ハスクバーナ、ヤマハだろう。どのチームがコンスタントに速く2週間を走る事が出来るだろう。ただ、今のところKTMが過去15連勝を遂げている。