★MotoGP2016カタールGP FP3 ロレンゾ「トップグループからのリードが欲しい」

FP3ではイアンノーネ選手に続いて2位タイムを記録したロレンゾ選手。トップグループでの走行は問題なく出来るようですが、そこからさらに抜け出すための何かが必要とのこと。他の選手はタイヤを温めるのに時間をかけているようなので、1周目から昨年のように飛ばす事が出来ればかなりの大きなリードになるのではないでしょうか。

FP2では強風に苦しみロレンゾは9位に沈んだ。風はFP3では鎮まりロレンゾは最大限までプッシュ、1:54.776秒のタイムで2位を記録した。ロレンゾはトップ5人の中で最初の走行でタイムを記録した2人のライダーのうちの1人で、他のライダー達はタイヤの温度が上がるまでに数週を必要とした。ロレンゾのいかにタイヤを速く使える状態に持ち込むかという知識は15分しかない予選走行で大きな武器となる。短時間でタイヤから最大限の能力を引き出せるという事は、ロレンゾにとって高速タイムを記録するためのチャンスが多くなる事を意味する。金曜はバイクのセッティングを向上させる事に集中していたロレンゾはレースに目を向け、スロースタートであっても自信を深めている。

ホルヘ・ロレンゾ

「最初の練習走行では風が強くて苦しめられました。他のライダーには風の影響をそれほどなかった見たいですね。夜のラストラップで風がやんだので、戦闘力を高める事が出来、異なるタイヤを使用する事が出来ました。最終的にはどのコンパウンドがレースに最適かのアイディアが得られました。ただもう少しペースは改善したいと思っています。自分達はトップグループにいますが、もう少しリードが欲しいですね。予選前にもう少し何が出来るか試してみようと思います。」