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★MotoGP2016ロッシ「チームメイトがロレンゾでもビニャーレスでも大差はない」

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木曜のプレスカンファレンスではロレンゾ選手のDucati移籍に関して、特に何も語る事は無いという対応をしていたロッシ選手。チームメイトが誰でも関係ないが、ビニャーレスは将来的に脅威になると語っています。FP2ではマルケス選手が転倒しながらも圧倒的な走りでセッションリードしていますが、このままの調子で決勝まで行くとなると、2位争いは熾烈な戦いになりそうです。

★MotoGP2016ロッシ「チームメイトがロレンゾでもビニャーレスでも大差はない」

ヴァレンティーノ・ロッシはホルヘ・ロレンゾが2017年にヤマハに残ろうとも、マーヴェリック・ビニャーレスが彼に変わろうとも大きな違いはないとしながらも、ビニャーレスが近い将来に強敵になるだろうと語った。金曜の夜がロッシがビニャーレスを讃えた初めての日ではない。ロッシはこのスズキの選手が今年を通じてクラスをリードする選手になるだろうと考えている。ヤマハのチームメイトとしてビニャーレスを歓迎するかという質問にロッシは次のように答えた。

ヴァレンティーノ・ロッシ

「自分にとってはビニャーレスがチームメイトでも問題ありません。ロレンゾが残ろうともビニャーレスが加入しようとも大きな違いはありませんね。イアンノーネ、ペドロサが来ても問題ないですね。ビニャーレスはとても若くて素晴らしい才能を持っています。彼は近い将来MotoGPクラスのトップライダーになるでしょうね。今日は彼は年間を通じてトップのライダー達と競り合える事を証明しました。というのも3つ異なるサーキットで走行して、彼とスズキのバイクは毎回強い走りをしていますからね。彼は素晴らしいライディングをしていますし、賢いですよね。MotoGPの仕組みを理解しています。彼と彼のバイクは今年大きく伸びてますね。スズキは凄い良いシャーシを持っていると思います。後ろについているとホンダににているような感じがします。でも反応性が良くて正確です。昨年はエンジンに大きなディスアドバンテージを抱えていましたけど、今年は大きく改善したようですね。でもビニャーレスはエスパロガロよりも速いですから、あのバイクを限界で走らせる方法を見つけたんでしょう。」


ロッシはFP2を6番手で終えた。これはチームメイトのロレンゾから僅かに0.073秒遅れ、1つ下の順位となる。ブレーキングの安定性が必要と語っているが、ロッシは日曜には戦闘力を発揮できると語る。なお、マルケスはこの日圧倒的なスピードで2位以下に0.7秒の大差をつけて、トップタイムを記録している。


「FP2は悪くなかったですね。序盤はとても高速に走れていました。ある事を試したんですが、最終ラップでは悪くない感触でしたが残念ながらミスを2箇所でしてしまいました。今日は良い走行が手来ませんでした。もし完璧なラップが出来ていれば、もう少し前に行けたでしょうね。前には行けなかったものの、とても素晴らしいポテンシャルがあると思います。どのセクターでも早いですしね。ブレーキングで少し苦しんでいますが、ブレーキングはミスをしやすい箇所ですので、向上する必要があります。タイヤに関しては理解が必要で、明日ハードのリアタイヤが届くのを待たねばなりません。フロントも3つのタイヤが使えますから、これが決勝では鍵になるでしょう。ホンダのフロントは凄く良いみたいです。マルケスの進入スピードは非常に速くて競争力が高いですね。それに彼はペドロサよりも全然速いんですよ。つまり彼はとんでも無いスピードで走っているという事でしょう。」


by Neil Morrison

www.crash.net