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★MotoGP2016 KTMヴァレンシアでのテストを完了

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KTMのワイルドカード参戦は当初はもう少し多いような発表でしたが、どうやら最終戦ヴァレンシアだけになりそうです。以前の発表からパワーは十分にあるようですので、後は信頼性を高めていけば最終戦でもしっかりと完走出来るのではないでしょうか。KTMがワイルドカードで良い位置に食い込むとしたら、2017年も各メーカのライダーラインナップを含めて非常に面白いことになりそうですね。

★MotoGP2016 KTMヴァレンシアでのテストを完了

KTMのMotoGP機はヴァレンシアテストの中で確実な進化を遂げた。2016年の最終戦となるここヴァレンシアでKTMはワイルドカードのエントリーでレースデビューを計画している。R16は昨年の11月にスペインのトラックでミカ・カリオの操縦でデビューを果たしている。彼は今週、近頃ヘレスでこのマシンを初めてライディングしたランディ・ドプニエと共にトラックを走行した。初日は雨で2日目は晴れ、3日目は激しい風の中でのテストだったが、天候の変化にも関わらずKTMのマイク・レイトナーは確実な進歩を遂げていると述べた。

KTM マイク・レイトナー

「エレクトロニクスの面に関して確実な進歩を遂げました。タイヤの事も良く理解出来てきましたし、それに伴ってバイクのセットアップも進んできました。パフォーマンスの面に関しては昨年の11月から比べて大きな進歩を遂げましたね。」

カリオはエレクトロニクスとフロントエンドのフィーリングの向上を述べ、限界域に向けてのテストを行う語った。

ミカ・カリオ

「フロントエンドとバイクのバランスに関する作業の中で良いフィーリングを見つけました。天候のせいで一日近くテスト時間を失ったにも関わらず、エレクトロニクスの進歩は良い感じですね。テストをしようと思っていたプランは消化する事が出来ました。まだそこまでプッシュしていない状況ですが、バイクの上でのフィーリングはどんどん良くなっています。これからは限界域に向けたテストを行なうつもりです。

ランディ・ドプニエ

「自分にとっては重要なテストでした。バイクにも満足しましたし、新しいパーツをたくさん試しました。天候のせいとテストの内容のせいで、自分はミカよりは多く周回出来ませんでした。しかし今回得た経験を元に次回はさらに良い形でスタート出来ると思います。」

昨年、スズキはドプニエを起用して最終戦ヴァレンシアにワイルドカード参戦をしている。KTMの次回テストは4月の終わりとなる。

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