★KTM MotoGPバイク「RC16」をテスト
Sponsored Link
KTMのMotoGPマシンRC16の写真が初めて表に出てきました。記事中にあるように確かにぱっと見てRC213Vに似ていますが、トレリスフレームでマシンを作っているようですね。
KTMのRC16のテスト風景がようやくオーストリアにおいてスパイ撮影された。もう忘れてしまった人の為に補足しておくと、KTMはMotoGPに2017年から参戦する。KTMはV4エンジンのMotoGPマシンの製作に取り掛かっており、このマシンは€140,000で販売されるとアナウンスされていた。(おそらく若干のデチューンはされるだろう。)
オーストリアのKTMはミカ・カリオとテストライダーの契約を結んでいるが、今回ライディングしているのはアレックス・ホフマンだと思われる。元MotoGPレーサーであるミカ・カリオによるRC16へのフィードバックはレースチームを開発する立場からすると大変貴重なものだろう。
本質的には違うマシンであるものの、KTMのRC16はホンダのRC213Vを思い起こさせる。(こうした比較は嫌なのだが。。)
しかし、フロントのインテークは非常に似通っており、エキゾーストやスイングアームも良く似ている。もちろんKTMのRC16はスチール製のトレリスフレームでホンダはアルミニウムツインスパーフレームであるが、2017年のMotoGPマシンとしては共通した特徴である17インチホイール、カーボンブレーキディスク、最高級のブレンボ製ブレーキ類などを持つ。サスペンションは当然KTM自身が抱えるWPのサスペンションを搭載するだろう。
RC16のフェアリングにRed Bullのロゴが入っているのは面白い。このエナジードリンクの企業はKTMと共に歩んでいるように思える。(※管理人注 RedBulはオースリアの企業です。)これは対して驚くべきことではない。Red BullはオーストリアにあるRed Bull Ringレーストラックの所有者であるし、このサーキットは2016年からMotoGPのレースカレンダーに加わるのだ。KTMとRed Bullは同じくオーストリアの企業であるし、Moto3でも共に戦っている実例がある。これら2つの企業が協力して実る果実がどのようなものであるかは興味深い。
BY JENSEN BEELER