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★MotoGP2016バレンシアGP KTM ミカ・カリオ「差が大きすぎる」

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KTMは期待されていただけにトップと3秒差というタイムは少し意外です。単純に前評判が高すぎたのかもしれませんが、いつも最後尾付近を走っているラバト選手のタイムよりも1秒近く遅いというのは厳しいですね。 f:id:teletele916:20161112165608p:plain ミカ・カリオはFP2最速のホルヘ・ロレンソとKTMのRC16の差が3秒あるということについて「差が大きすぎる」と語り、リアグリップの不足を原因としている。KTMはカリオが1ヶ月前のテストでは1:32.8を記録していたことを認め、今日はそれよりも0.7秒遅く「自分達のベストではない」とカリオは言う。リアグリップの不足はテストでは問題にはなっていなかったが、他のMotoGPバイクと共に走る中では、RC16はコーナーエントリーと立ち上がりでリアのグリップ不足を感じている。

ミカ・カリオ

「この結果が現実ですね。自分達の本来の力を発揮出来ていないと言いましたが、今日の差は大きすぎます。このタイムは自分達にとっても驚きです。もう少し速いライダー達に接近出来ると思っていました。 この結果には満足していません。多くの面で改善が必要です。まだ初日ですから、まだ2日改善のために考える事が出来ます。なぜかリアグリップが無いんです。異なるセッティングにしてもソフトやハードコンパウンドのタイヤでも同じなんです。いつも同じ問題に突き当たるんです。満足していませんがポジティブに捉える必要があります。まだ改善していく時間はありますし、日曜にどうなるかですね。スピニングによってコーナーエントリーでリアのコンタクトが無くなるんです。リアのコンタクトが戻らないためにタイムを失っています。これが現実でこの部分について作業をする必要があります。」


日曜に向けて、125ccとMoto2でチャンピオンシップ2位を獲得したカリオは、タイムを縮めることに希望を持っている。KTMのエンジニアによると、シャーシやスイングアームのセッティングに問題があるかもしれないという。


「1ヶ月前にここに来て、もっと速かったんです。ですからもっと速く走れると思っているわけです。テストしていた時の気温と大差はありませんし、午後には同じ気温だと気づいたんです。何か出来る事があると思います。オーストリアでは他のバイクと一緒にテストを行い2秒ほど遅いタイムでした。ここは完全に異なるトラックですが、最低でもやるべきことがあります。他のバイクとの差をあと1秒詰める必要があります。1ヶ月前には予選で1発のタイムを出すのは難しいと話していましたが、レースペースは悪くないだろうと思いますし、競争力はあると思います。」

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