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★MotoGP2015 フォワードレーシング 8/9のインディアナポリス戦を欠場

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フォワードレーシングのオーナーが脱税の容疑で逮捕されたことを受け、一時は今季のレース活動自体が危ぶまれていたフォワードレーシングでしたが、夏休み明けのインディアナポリス戦は欠場となるようです。いくつかのスポンサーは資金援助を取りやめたという内容ですが、今年はアスパーやCWMもそうでしたが、シーズン途中でチーム体制に大きな影響を与える事件が大きいですね。

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フォワードレーシングのMotoGP、そしてMoto2チームはインディアナポリスを欠場する。フォワードのディレクターでありオーナーのGiovanni Cuzariが逮捕されたことを受けてチームは参戦の可能性を模索してきた。

残念ながら独立チームの主な収益源でもあるスポンサーのリアクションは迅速で決然としたものだった。スポンサーのいくつかは今までの契約を打ち切りスポンサー費用の支払いを中止した。なぜならこれ以上のトラブルが発生した場合、チームの存続自体が危うくなるからだ。

 

そのため、チームのこの数日の動きはスポンサーとの関係修復に関するもので、フォワードレーシングは、この先のレースに備えての資金的援助を取り付けることに成功した。これはスイスの検察官によってこうした資金獲得に関する動きが認められたため。再スタートの一番の大きな目的、よりしっかりとした体制でライダーやエンジニア、契約者の権利を守り、この先のラウンドに備えるため、IRTA(国際レーシングチームアソシエーション)は、再スタートの時期を8/9のインディアナポリスではないほうが良いと判断した。

 

この苦痛をともなう決断は、フォワードレーシングが今シーズンの終わりまでこの世界選手権に参戦し続けるために必要なものだ。チームは8/16のブルノGPに向けての準備を進めることとなる。

マネージングディレクター Marco Curioni

「フォワードレーシングにとって大変な1週間でした。この数時間でなんとか今の状況を打開する方法が見えました。Giovanniにここに居て欲しいです。そして自分の無実をしっかりと証明して欲しいですね。近いうちに解決策が見つかるでしょう。理解は出来ますが、この暗闇の中でいくつかのスポンサーや友人はチームから距離を置きました。ですから、ドルナやIRTAが問題が起きた時から手助けをしてくれたことには本当に感謝しています。この状況の中での手厚いサポート、スポンサーからの支援は我々に自信を与えてくれましたし、本当の意味でのスポンサーシップが何であるかを教えてくれました。この状況での財政的な支援は、ライダー達に自分の才能を気づかせることにもなりました。」

Forward Racing Team

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