★MotoGP2016 ロッシ「フィリップアイランドは3月開催のほうが良い」
ブレーキにただでさえ厳しい日本GPの開催が秋〜冬になるのは当然としても、海沿いで天候が不安定なフィリップアイランドの開催が冬なのはいかがなものかという議論はかなり長いことされています。しかし、間違いなく選手の中で発言権が一番強いロッシ選手が発言してもドルナが動かないのであれば、他にいくら選手がこうした意見を口にしてもドルナは動かないのでは。。
ヴァレンティーノ・ロッシはオーストラリアGPの開催時期を10月よりも前にすべきだという考えを新たにした。金曜日のフィリップアイランドは酷い天候の中で行われ、FP2は悪天候のためにセッションが中断された。海沿いのこのサーキットでは雨は常に脅威となる。また10月の冷たい気温もあり、この時期はメルボルンでは冬の終わり、春の始まりの季節となる。昨年はトラックは17℃となったが、金曜は12℃、気温は10℃であった。
★MotoGP2016オーストラリアGP ニコラ・グベール「晴れる事を願っている。」
レース開催時期が悪いという話も出ていますが、今年はどのトラックでも、ミシュランタイヤにとってレースでは実際にどうなるのか？という経験が不足しているというのもまた事実です。晴れるのか、悪天候の中でのレースとなるかは不明ですが、安全にレースが開催されて欲しいですね。
ミシュランのニコラグ・ベールはオーストラリアGPにおけるタイヤアロケーションについて説明し、金曜のような特殊な状況の為にエクストラソフトタイヤを持ち込んだと言う。ミシュランはライダー達にエクストラソフトのフロントタイヤで10周以上しないようにと伝えていた。このタイヤはアンドレア・イアンノーネがブルノ戦で使用し、激しい摩耗を経験したタイヤと同じもの。今回の処置は同じような事が起きないように注意したものだという。
★MotoGP2016オーストラリアGP FP3結果
ややウェットというコンディションの中で行われたFP3はマルケス選手が1位を獲得。ロッシ選手、ロレンソ選手は揃って10位以下という結果となりました。
2位は地元ミラー選手、3位アレイシ・エスパルガロ選手、4位ポル・エスパルガロ選手、5位ドヴィツィオーゾ選手、6位レディング選手、7位はなんとブラドル選手、8位はヘイデン選手、9位ペトルッチ選手、10位バルベラ選手となりました。ロッシ選手は12位、ビニャーレス選手11位、クラッチロー選手15位、ロレンソ選手は最下位の21位と、有力選手が揃って10位以下という結果です。
★MotoGP2016オーストラリアGP FP4結果
オーストラリアGPのFP4の結果です。FP4は雨足が強まる前にタイムを出したヘイデン選手がトップ！その後天が強まり、セッションが伸びるなど色々とありましたが、2位にマルケス選手、3位アレイシ・エスパルガロ選手、4位バズ選手、5位ミラー選手、6位クラッチロ選手、7位レディング選手、8位ドヴィツィオーゾ選手、9位スミス選手、10位ペトルッチ選手となりました。
しかしFP1からFP4まで完全なドライのセッションがなく、明日のレースに不安を残す形となりました。
★MotoGP2016オーストラリアGP Q1結果
オーストラリアGPのQ1結果です。1位は圧倒的なタイムでクラッチロー選手、2位はロレンソ選手、3位ビニャーレス選手、4位スミス選手、5位ロッシ選手、6位ラバティ選手、7位エルナンデス選手、8位バウティスタ選手、9位ジョーンズ選手、10位バズ選手となりました。
★MotoGP2016オーストラリアGP Q2結果
雨が予報されていたオーストラリアGPのQ2ですが、天候は最後まで保ち、ウェットパッチがところどころ残る中でQ2が行われました。
1位は圧倒的なタイム差でマルケス選手、2位クラッチロー選手、3位ポル・エスパルガロ選手、4位アレイシ・エスパルガロ選手、5位ミラー選手、6位ペトルッチ選手、7位ヘイデン選手、8位ブラドル選手、9位ドヴィツィオーゾ選手、10位バルベラ選手となりました。
★オーストラリアGP予選3位 ポル・エスパルガロ「正しいタイヤ選択が出来た。」
唯一ドライとなったQ2で3位を獲得したポル・エスパルガロ選手。ドライコンディションのレースを望みながらも、ミシュランではドライのレース経験がないため、何が起こるかわからないと語っています。
Q
「どのカテゴリーでも非常に難しい週末でしたが、明日は3位で1列目からのスタートとなりました。最終的には良い結果となりました。」
ポル・エスパルガロ
「良い週末ではなかったですけど、ここにはいつもこうした結果を期待してきているわけですからね。ここで風が強い時は天候がどんどん変わりますのでね。今日はミックスコンディションでしたけど、予選がドライだったのはラッキーでした。今日はそういった意味では正しい時に正しいタイヤ選択が出来ました。そのおかげで1列目を獲得出来ましたので嬉しいですね。」
Read more★オーストラリアGP予選2位 クラッチロー「ポールを獲得出来ると思っていた。」
タイヤ選択を誤ったと言いつつも2位を獲得したクラッチロー選手。明日はマルケス選手が逃げ切るか、自分がマルケス選手と戦えるかどうかと語っています。有力選手がこぞって後続のグリッドでのスタートとなる中、2勝目の大きなチャンスとなります。
Q
「キャドウェルパークにようこそ（笑）冗談ですよ。フィリップアイランドで2位となりましたが、本当にトリッキーなコンディションですね。」
カル・クラッチロー
「今日はポールを獲得出来ると思ったんで残念ですね。ミックスコンディションではなかったけど、自分が快適に感じるコンディションの中でタイヤを選ぶ直感が働かなかったですね。スリックタイヤで走るべきをインターミディエイトで走っていました。ディスクやホイールを変えるのに時間がかかるので交換の時間が無かったんですよ。ただ良い仕事をしましたしフロントローを獲得して、明日は激しい戦いになるでしょう。ドライでテストをした後に長いレースになると思います。ホンダは今週良い仕事をしてますし、良い週末になると思います。明日どうなるかですね。」
Read more★オーストラリアGP予選1位 マルケス「面白いレースになる」
難しい週末になったと語りつつしっかりとポールを獲得したマルケス選手。まったく予想がつかないレースだけに面白い展開になると語っています。なお今回は65回目のポールポジション獲得となり、また1つ歴史を塗り替えました。
Q
「非常に難しい週末となりました。」
マルク・マルケス
「もちろん難しい週末でした。天候がどんどん変わっていくので、天候が一番の問題でした。ただ自分達は常に正しいタイヤを正しい時に選択しました。よい週末だと思いますね。明日どうなるかですが、ドライになるかタイヤをどうするかもわかりませんし、他のライダーのリズムも何もかもわかりませんからね。面白いレースになると思いますよ。」
Read more★MotoGP2016オーストラリアGP アレイシ「早めにスリックに替えるべきだった」
予選4位を獲得したアレイシ選手。コンディションの変化が大きすぎて、戦略というよりは運だったと語ります。位置的には表彰台を狙える位置ですので、シーズン終了までに表彰台獲得なるでしょうか。
★MotoGP2016オーストラリアGP ジャック・ミラー「フィーリングは上々」
地元で予選5位を獲得したミラー選手。発言の内容から判断するにレインのほうが決勝も可能性があると思っているのかもしれません。
★MotoGP2016オーストラリアGP ペトルッチ「奇妙な予選だった。」
予選6位となったペトルッチ選手。やはりレインコンディション、ミックスコンディションでは速いですね。来年のGP16をかけたレディング選手との戦いで、6位スタートというのは大きいです。しかし髭が凄い。。
★MotoGP2016オーストラリアGP ヘイデン「わざわざ来た甲斐があった」
負傷したペドロサ選手に変わってフィリップアイランドを走っているヘイデン選手。ウェットコンディションでバイクがうまく機能したと語り7位を獲得しました。FP4ではセッションをリード出来たことを素直に喜んでいます。明日のレースも最高の形で楽しんで欲しいですね。
