★MotoGP2017 アレイシ・エスパルガロ「フィリップアイランドでは新しいカウルを使用する」
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今回のセパンテストでは、ウイングレットの効果を模した新型カウルをテストしたのはモビスターヤマハだけでした。こうした新型カウルに関してアレイシ・エスパルガロ選手は、アプリリアはフィリップアイランドでテストを行うと明言しています。どんなカウルになるのか楽しみです。 (Photo courtesy of michelin)
セパンテストの3日目に選手たちのタイムは接近し、15番手までのライダーが1秒以内に収まる結果となった。この中にはアレイシ・エスパルガロも含まれ、彼はスズキのアレックス・リンスに続く13番手となった。
アレイシ・エスパルガロ
「3日間のテスト内容には満足しています。2017年のバイクは気に入っています。バレンシアやヘレスでテストしたバイクに比べて改善が見られますね。フレームはこのバイクの長所ですが、速いバイク達に対してまだ足りない部分があります。」
Q
「今日はロングランをしていましたね。」
アレイシ・エスパルガロ
「そうですね。午後にレースシミュレーションを行い、ペースも良かったですね。転倒は残念でした。明らかにいろいろな面で改善が必要です。特にパワーデリバリーと加速時の安定性に関してですね。」
Q
「新しいルールでウイングレットが禁止となりました。」
アレイシ・エスパルガロ
「ペルージャのウインドトンネルでオーストラリアで使用することになる奇妙なフレームをテストしています。このカウルはウイングレットの効果を60%ほど再現するはずなんですよ。」
Q
「エンジンに関しても少し話していましたね。」
アレイシ・エスパルガロ
「エンジンに関しては加速面での改善が必要です。フレームとエレクトロニックパッケージに関しては問題ありません。」
隣のガレージではルーキーのサム・ローズがタイムには集中せずにテストを続けた。
サム・ローズ
「タイムに関してはトップまでの差をかなり縮める事が出来ました。正しい方向に進んでいると思います。全てが新しいです。ですから毎周何かを学んでいますね。」
Q
「レースシミュレーションも行いました。」
サム・ローズ
「ええ。MotoGPバイクでセパンを走るということが、いかにフィジカル面、メンタル面で多くを要求されるのかを学びました。ただテストの内容に関しては満足しています。ポジションに関してはゴールにはしていません。まだカタールの開幕戦まで6日間のテストがありますからね。カタールではしっかりと準備が出来た状態でレースが出来るでしょう。」