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★Ducati クラウディオ・ドメニカーリ V4スーパーバイクの開発を認める。

Ducati 新車情報

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数年前から噂はありましたが、その度にDucatiが否定していたV4スーパーバイクの開発。しかし今回ばかりはどうも本当のようです。このV4スーパーバイクがパニガーレの後継機となってDucatiの2気筒スーパーバイクの歴史が絶たれてしまうのか、V4スーパーバイクはレース用、ストリート用には別の2気筒スーパーバイクを用意するのか?連綿と受け継がれてきたトレリスフレームをあっさりと捨てた事を考えても、意外とあっさりと今後のスーパーバイクは全てV4エンジンになるような気もします。 f:id:teletele916:20170122142936p:plain 2017年のMotoGPチームの体制発表の場において、Ducati CEOのクラウディオ・ドメニカーリはプレスに向けて、V4スーパーバイクの開発に向けて動いている事を明らかにした。これは過去2年ほど前から噂になっていた話だ。これはMotoGPの開発からダイレクトに関連があることに関して驚きはないだろう。恐らくデスモセディチGPと同じく1,000cc付近の90度V型4気筒エンジンとなるだろう。


Ducati CEO クラウディオ・ドメニカーリ

「我々がMotoGPにおいて行っているエンジン開発は並外れた内容です。信頼性が高く非常に軽量でコンパクト、そして様々な興味深い技術が使用されています。これを一般のお客様にも紹介していくということを真剣に考えています。これはエンジニアリングの傑作ですからね。もちろん適切な価格で販売出来るものに落としこむつもりです。プレミアム価格で販売するのではなければね。ですからこれはデスモセディチのようにエキゾチックなバイクではなく、通常のハイエンドスポーツバイクになるでしょう。」


ドメニカーリはもちろんこのモデルを我々がいつ見ることが出来るのかについては口を閉ざしたままだが、ソースによると2018年モデルとして登場するとされている。そしてそれは数量限定で、FIMが定めるホモロゲーションに沿ったものになるという。ドメニカーリはこのバイクが将来的にWSBKで戦うバイクとなるのか?と尋ねられてこう答えている。


「もちろんそうです。別の言い方をすると、このV4エンジンのバイクはDucatiのパニガーレRのラインナップに変わるものです。また当然プロダクションベースのチャンピオンシップのプラットフォームとなるものです。」


またドメニカーリはエンジン排気量が1,000ccかどうかについても明言はしていない。また彼はこのV4バイクはMotoGPのDucatiのバイクのように、エアロダイナミクスにおいて先進的な機能を持つという。ソースによるとこのV4バイクは今年のミラノのEICMAで発表されるとしており、このバイクがレースをするのは2019年まで見ることはないだろう。というのもDucatiがこうしたスーパーバイクをWSBKの舞台にたたせる前には、まずイタリア選手権などに参戦するからである。Ducatiのスポーティングディレクターのパオロ・チャバッティは「もちろん2017年と2018年はパニガーレでレースを行います。」と同様の発言をしている。


しかし現行のスーパーバイクに有利なデザインが4気筒エンジンであることも明らかで、Ducatiカップのルールからの逸脱は1990年後半と2000年前半にも見られた。ではDucatiの2気筒スーパーバイクのプラットフォームの未来とはどうなのだろうか?Ducatiのスーパーバイクとして4気筒エンジンというコンセプトは、忠実なDucatiファンからはバッシングを食らうだろう。しかしV4エンジンのバイクをホモロゲーションモデルとしてのみ生産するという事は、Ducatiが伝統とレースルールの間を上手く歩いていくためには最高の方法だろう。であるからして、我々はDucatiが2気筒デザインへのこだわりをストリート向け、サーキット走行愛好家のために続けていくだろうと予想する。


これはVツインエンジンという設計が、多気筒エンジンに比べてサイズや全体の重量が軽くて済むという話で裏付けられる。レースのルールから開放されることで、Ducatiは2気筒に関するその知識を存分に盛り込んだ開発が出来る。このフィロソフィーは既にDucati959パニガーレや1299パニガーレに見て取れる。これらのバイクはライバル車と比較して同じようなサイズと重量でありながら、さらに大排気量のVツインエンジンを採用しているのだ。


この2方向の戦略は、Ducatiがレースでは禁止された革命的な技術を盛り込むことを可能とする。これはストリートバイクにもさらにエアロダイナミクス上のアドバンテージがもたらされるということでもあり、バイクとしては初めての運動エネルギー回生システム(KERS)などの採用も考えられる。これらは興味深いだけでなく、Ducatiが業界での技術的なリーダーとなることでもある。

www.asphaltandrubber.com