★アプリリア 250馬力のRSV4 R FW-GPを発表
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アプリリアのRSV4は次々と新しいモデルが登場して来ますが、遂にMotoGPマシンに迫る250馬力を誇るRSV4 R FW-GPというモデルが登場しました。一般人であっても、WSBKマシン、MotoGPマシンにかなり近いスーパーバイクが購入出来てしまうというのも凄いですね。 2年前アプリリアはファクトリーワークスプログラムを開始した。レーサー、顧客がRSV4 RRのプロフェッショナルレーサーレベルのバージョンをオーダー出来るというものだ。ラインナップとしてはスーパーストック、スーパーバイクマシン、MotoGPマシン並のアプリリア RSV4 R-FW Misanoバージョンなどがある。
アプリリアのMotoGPプログラムが進化してきたように、Noalaに拠点をおくアプリリアもそのスーパーバイクの内容をアップデートしてきた。そして今回登場したアプリリア RSV4 R FW-GPはニューマチックバルブを持ち、メーカー公称250馬力を誇る。RSV4 R FW-GPを作るために、アプリリアはWSBKスペックのマシンにMotoGPと同様の81mmボアを採用。そしてニューマチックバルブを加え、65°V4エンジンは成層圏まで回るようになった。
RSV4 R FW-GPのオーナーたちは、マシンの構造に関してファクトリーエンジニアと合って、自分に合った一台とすることが出来る。またオーナーたちは自分のマシンが製造される工程をファクトリーで見学することも出来る。さらに面白いことに、アプリリハはRSV4 R FW-GPのオーナー達に面白いアフターセールサポートを提供する。それは最初のトラックデーでの走行で、マシンのエレクトロニック、セッティングなどをセットアップしてくれるというものだ。また、アプリリアはオーナーがRSV4 R FW-GPでトラック走行をする際に、ファクトリーエンジニアによるヘルプというサービスも用意している。
なお、こうしたMotoGPマシン顔負けのマシンを探しているわけではないユーザー向けには下記のようなモデルもラインナップしている。
Aprilia RSV4 R FW-SSTK1
Aprilia RSV4 とレースパックのセット(オーリンズサスペンションと鍛造ホイール)
スタンダードの電制システムと軽量のリチウムイオンバッテリー
ECUはレースバージョンに再プログラム済み、アプリリアレーシング製のエンジンコントロール、ビークルダイナミックマップを搭載
再プログラム済みのインストゥルメンタル
ABSを排除した軽量ブレーキシステム
軽量化されたファクトリーエンジン、サーモスタットとセカンダリエア機構は排除、冷却経路を単純化、アクラポビッチエキゾーストキット、フェリングキット、コンププリートエンジン
Aprilia RSV4 R FW-SSTK2
Aprilia RSV4 とレースパックのセット(オーリンズサスペンションと鍛造ホイール)
レース用電制システム、軽量化されたハーネス、リチウムイオンバッテリー
アプリリアレーシング製APX2 ECU
アプリリアレーシングインストゥルメンタル
アプリリアレーシングが手を加えたスペシャルエンジン
アクラポビッチエキゾーストキット、フェアリングキット
最大馬力は204馬力
Aprilia RSV4 R-FW SBK
Aprilia RSV4 とレースパックのセット(オーリンズサスペンションと鍛造ホイール)
レース用電制システム、軽量化されたハーネス、リチウムイオンバッテリー
アプリリアレーシング製APX2 ECU
アプリリアレーシングインストゥルメンタル
電子ギアボックス、ダウンシフトオートブリッパー機能付き
アプリリアレーシングが手を加えたSBKモディファイのエンジン
最大馬力は215馬力