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★MotoGP2017 レディング「GP16にはポジティブなフィーリングを感じる」

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来年はGP16をライディングするレディング選手ですが、ウイングレットなしには色々と操縦が難しいかもしれないという話をしています。ウイングレットありきで開発されたバイクですから、どのような性能を発揮するかは未知数ですね。 f:id:teletele916:20161219040755p:plain (Photo courtesy of michelin)

Pramac Ducatiライダーであるスコット・レディングは来年はウイングレットが禁止となることで、楽をすることは出来ないと語る。Ducatiは2015年にエアロダイナミクスの開発一部としてウイングレットを採用し、それがヤマハやホンダにも広がっていった。


新しく導入された洗練度の低い統一エレクトロニクスがソフトウェアのアシストを減少させた結果、2016年の半ばには加速中のウイリーを減少させるため、全てのメーカーが何らかのソリューションを導入していた。


しかしメーカーは将来を巡る議論の中で、安全性とコストの観点から来シーズンのウイングレット使用を禁止とした。GP15から2016年型のDucatiに乗り換えたレディングは、シーズン前テストでウイングレット無しの状態での走行で感じた差異は非常に大きかったと延べている。

スコット・レディング

「正直ウイングレット無しではウイリーに非常に苦戦しました。イアンノーネと同じだけのパワーを使おうと思ったんですが、ウイリーの量があまりに多すぎたのでリアにあまり荷重がかからないセッティングにしたんです。ただ、そうすると今度は他の部分で失うものが多い状態でした。ウイングありだと少し楽が出来るんです。イアンノーネのデータがありますから、来年良い走りが出来る事はわかっています。」


ラインはレギュレーション上でウイングに相当するものの禁止、カウル形状の変更回数の制限があるが、メーカーは2017年はカウル形状により集中すると予想されている。


「ウイングレット無しでも同じような効果を発揮する進化したフェアリングが登場すると思います。それらの違いは大きいですから、しっかりと注目していないといけませんね。メーカーがどうするか、それらが違いを生み出すかに注目ですね。」


レディングは来年2016年型のDucatiのに乗るが、チームメイトのダニロ・ペトルッチはファクトリーマシンを手に入れる。レディングはGP16の第一印象はポジティブだと言う。


「自分が今まで苦戦していた物事に関してポジティブなフィーリングを感じます。よりグリップがありますし、さらに良く曲がりますね。フロントに良いフィーリングがありますし、よく曲がってトラクションも良いです。自分が必要としていたものです。」

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