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★ヨハン・ザルコ「タイトル防衛は素晴らしいレッスンとなった」

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MotoGPのサイトにザルコ選手のインタビューがありましたのでご紹介。やはりタイトル防衛をする前とした後では、プレッシャーに対する対処の仕方なども変わってくるということでしょうね。 f:id:teletele916:20161115143200j:plain (Photo courtesy of michelin)

ヨハン・ザルコは2016年に歴史を作った。彼は2010年以来Moto2クラスで初めてタイトル防衛をしたライダーとなっただけでなく、フランス人ライダーとして1つ以上の世界選手権のチャンピオンシップを獲得した初めてのライダーとなった。また2007年のホルへ・ロレンソ以来初めて中間クラスのタイトル防衛を果たしたライダーともなった。ザルコはこの1年について、その重圧、これから待ち受けるMotoGPについて語った。

ヨハン・ザルコ

「Moto2に今年残るという選択をしたのは正しかったと思います。タイトル防衛のために戦うというのは、自分に素晴らしいレッスンとなりました。レースについて、そして人生についてのレッスンになったと言えるでしょう。毎朝起きて、「自分はチャンピオンだ。そして再びチャンピオンになる必要がある」と考えていたんです。」

「皆が自分を倒そうとしていました。そのプレッシャーは始めからありました。カタールではジャンプスタートをしてしまいまいたが、これはこうしたプレッシャーのせいだったのかどうかわかりません。最悪のミスはフランスGPでの転倒だと思います。その後は上手くやる事が出来ていました。シーズン後半にポイントを失ってもね。それは大きなミスによるものではなくて、ストレスのせいだったと思います。2つの重要な出来事があって、最初はザクセンリンクでした。その時ポイント上は並んでいて、リンスに勝ちました。そこでリンスが転倒した事で25ポイントのリードを獲得出来たんです。日本GPではポイントのリードは1ポイントだったんですが、リンスはポイントを獲得せずに20ポイント稼ぐ事が出来ました。この2つがシーズン中の重要な出来事でした。」

「自分にとってコンディションは最高でした。モルビデッリの後ろに2位で走行したいた時に、この位置ならチャンピオンシップ優勝が出来るなと考えていました。ただ、そこでドライに変わったいった際にフィーリングさらに良くなっていったんです。自分がベストだったとは言いませんが、さらに安全圏で走るためにレースをリードしたんです。」

「Moto2でタイトルを2度獲得した後にMotoGPクラスを経験するというのは良いものです。多くを学びましたし、強大なパワーを持った強烈なバイクに乗って力強い走りをする準備が出来ています。ヤマハのマシンで多くの経験を持つフランスベースのチーム(テック3ヤマハ)ですから、落ち着いて挑む事が出来ます。Moto2では良い仕事が出来ましたから、コーチと共に自分の働き方が上手く働くと考えています。集中して挑みたいですし、将来が幸運に満ちていることを願っています。」

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