★Imbarcadero 14 カワサキZ1カスタム
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日本でもZ1のカスタムは数多くありますが、セパハンとシングルシートを組み合わせてカフェレーサースタイルに仕上げた車両というのは、かなり珍しいのではないでしょうか。イタリアのImbarcadero 14のカスタムZ1は、ライジングサンと美しいキャンディメタリックオレンジが映えますね。 ホンダがバイク業界を伝説的なCB750で一新したあと、カワサキはZ1でそれに応えた。カワサキはホンダよりもパワフルな直列4気筒エンジンを作り、最新のハンドリング、技術を盛り込んだ。カワサキは「バイクの王様」を作りたかったとし、このバイクをデザインするときにライバルと同じようなミスを犯さないように非常に注意を払った。最初のリリースの後の評判は上々で、「バイクの王様」というのは長年に渡りZシリーズのキャッチフレーズとなった。
イタリアのImbarcadero 14の創業者であるマウリツィオ・カレロにとってZ1000はカワサキの伝説的なバイクであるだけではない。Zは1980年台にティーンエイジャーであった彼が、イタリアのDel Brentaマフィアが乗るZを見た後に憧れの対象となった。彼は長年Z1000で仕事をする機会を探していたが、彼の顧客の1人が1977年製のZ1000を持ち込んだことで、ようやく彼はZ1000で仕事をする機会を得た。
彼が見たDel Brentaマフィアが乗るZ1000はオリジナルだったが、マウリツィオはバイクに関してあるアイディアがあった。彼は顧客を説得し、カワサキのオリジナルデザインを変更し、スポーティーなアクセントとモダンさをこのバイクに加えた。
純正のエキゾーストはチューニングされた4-1タイプのエキゾーストとなり、塗装が改められたフレーム、エンジンカバー、フェアリングに合わせてマットブラックになっている。その後キャンディメタリックオレンジの塗装がタンクとテールに施され、そこにはカスタムのピンストライプがあしらわれ、このバイクの出自を祝福するために、ライジングサンが描かれている。バイクはタランティーノのキル・ビルに登場するアサシンのスクールガールの名前を取ってGogo Yubariと名付けられた。