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★MotoGP2016カタールGP Q2 クラッチロー「レースまで何も食べない」

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今週はあまり良い走行が出来ていないクラッチロー選手。やはりサテライトならではの苦労というのが今年もついてまわるようです。バイクのスピードが足りないために軽量化のために決勝まで何も食べない&髭も剃ったとのことですが、相変わらずブラックジョークを飛ばす余裕はあるようです。

★MotoGP2016カタールGP Q2 クラッチロー「レースまで何も食べない」

予選10位の後にLCRホンダのクラッチローはレースまで何も食べないとおどけてみせた。彼はストレートでのライバルとのスピード差について述べ、22周の決勝レースでは大きなハンデになると感じているようだ。

カル・クラッチロー

「一番の問題はスピードです。ストレートでの加速で他のバイクに合っという間に仕留められてしまうんです。びっくりするくらいですよ。これから明日のレースまで何も食べないつもりです。出来るかぎりエアロダイナミクスを稼ぎたいですからね。昨年よりも4キロ痩せてますしね。それに今日髭も剃ったんですよ。出来る限り重量を減らすためにね!多分ここ10年で一番軽量になってると思いますよ。昨年のバイクは加速が良かったし馬力もありました。ですからそこで自分の重量も数キロ落とせば、ロケットみたいに加速出来ると思ったんです。」


クラッチローのトップスピードは334km/hとなり、Ducatiのアンドレア・イアンノーネより16km/hも遅い。加速データは明らかになっていないが、最終セクターのタイムは良い指標になると言える。クラッチローの最終セクターのタイムは12台のQ2走行バイクの中で最も遅い。ちなみにマルケスは最終セクターでは7番手タイムだ。


「最終セクターではダニが自分より速くて自分が最遅です。マルケスはダニの前ですよね。最終セクターには3つのコーナーがあってそのコーナーでは間違いなくプッシュしています。その日の終りになってストレートスピードが問題なんだとわかったんですよ。前にいるライダーのように最終コーナーを立ち上がっているんですけどね。。今のエンジンは逆回転クランクなんですよ。それについてはどうこう言えることはありませんが、全く加速しないんです。理由はわかりませんがパワーは十分にあるんです。ですから何かが急に変わったとかではなくてね。馬力はあくまで馬力で、320km/h以上では1km/hあたり3馬力くらいだと思うんです。ですからいかに他のバイクがいかにしっかりパワーを絞りだしていて、いくつかのバイクはそうでないかっていうのがわかると思います。」


「ホンダは努力しています。このレースが難しいって事も理解しています。出来ることは彼らに出来る限りの情報を伝えること。いつも言っているように彼らからのサポートには本当に感謝しているんです。良くしてくれるし良く見てくれるしね。自分達は彼らの優先事項ではないんでしょう。ただ、すぐにではないにせよ、最終的には助けてくれると思います。今夜ちょうど診てもらうことにはなっています。でもこの問題は自分だけじゃなくてダニもマルクも、ジャックもティトも同じなんですよ。エンジンブレーキに問題に関しては何よりもパーツであって、そのパーツがまだ来ないんですよ。今の状況では何も変える事が出来ません。自分達のエンジンブレーキはアップダウンが激しいんですけど、ライディングで今のところはなんとかするしか無いですね。忍耐強く待って出来る事をやるって感じですね。」

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