★ホンダ CBR650Fレビュー

Cycle Worldにホンダの新型CBR650Fのレビューが載っていたのでご紹介。

ホンダのCBR650Fは何かの焼き直しでもなんでもなく、完全な新型のバイクだ。
タイで生産されるこのバイクは、ローテク、ローコストで作られている。
ツインスパーのスチールフレーム、固定式の正立フォーク、ラジアルマウントではないキャリパー、ABSモデル以外には電子的なアシストシステムを搭載しないなど。

もしあなたがCBR650Fは価格以外にとりえの無い、ノロくさいバイクだと思うなら間違いだ。649ccのエンジンはミッドレンジが豊富で、一般的な600ccのスポーツバイクに比べて扱いやすく一般的なワインディングで振り回すには十分なパワーを持っている。

バンク角も十分であるし、ブレーキに関しても特に不満は感じない。大きめのフェアリングも現代的な解釈で古臭さを感じさせないだろう。

ヘッドライトとテールライトはLEDで、価格は$8,499、ABS付きのモデルで$8,999。スタンダードモデルはキャンディーレッドとキャンディーブルー、メタリックブラックが、ABSモデルはブラックのみを選択出来る。

【諸元】
649cc 水冷直4
ボア／ストローク 67.0mm x 46.0mm
圧縮比 11.4:1
6速
フロントサス 41mm正立
フロントブレーキディスク 320mm×2
リヤブレーキディスク 240mm
フロントタイヤ 120/70ZR-17 Dunlop Sportmax D222
リヤタイヤ 180/55ZR-17 Dunlop Sportmax D222
燃料タンク 17L
装備重量 209kg