★MotoGP2017 セパンテスト初日ロッシ「ストーナーがレースに参戦していなくて良かった」
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セパンテスト初日は頭痛でのスタートとなったロッシ選手はこの日8番手、チームメイトのビニャーレス選手は3番手を記録しています。2人ともストーナー選手のタイムには驚きを隠せないといった様子です。
調子が悪い中で1日を初めてもその日を笑顔で終えることが出来る。ヴァレンティーノ・ロッシはセパンテストの初日に頭痛を抱えていた。「頭痛が治まるまで明るくないところで安静にしている必要がありました。テスト時間を数時間失いました。それに頭痛は完全にはなくならなかったんです。」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「今日初めて今シーズンまさに使うことになる新しいM1に乗りました。旧型より良いですね。エンジンも良いし、エレクトロニクスも良いです。明日は少し異なるフレームを試します。」
Q
「昨年テストの後に少し心配していたんでしょうか？」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「そこまで心配はしていませんでした。それに前回のセパンテストで最後に前進出来ましたからね。ただその時点バイクはプロトタイプだったので新しいパーツと古いパーツを両方使っていたんですよ。外から見ると同じバイクに見えますけど、中身は全然違うんです。」
Q
「今回の変化は最も大きな変化ですか？」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「そうは思いません。2003年と2004年の変化のほうが大きかったですね。ただ一番の変化は2004年と2005年の間の変化ですね。その当時のM1が今のM1の元になっているんです。」
Q
「新しいバイクはどうですか？」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「第一印象はエンジンのトップスピードと加速が良くなりました。細部まで良く出来ています。これは嬉しい驚きですね。今日は体調面でベストではなく、頭痛もあったので数周走ってみただけでしたが良い感触でした。昨年の問題はタイヤにストレスを与えすぎてしまっていたんです。その点で面白い内容を見つける事が出来ました。」
Q
「ウイング無しでM1に乗るのはだいぶ違いますか？」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「そうでもないですね。ただ変化に関しては低速トラックでのほうが顕著です。」
Q
「ストーナーが今日はトラック上にいました。」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「本当に速かったですね。今日がレースじゃなくて良かったですよ（笑）」
Q
「ロレンソの苦戦についてはどう思いますか？」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「まだ判断するには早すぎるでしょう。テストの初日ですから。自分の経験から言えるのはDucatiはヤマハと大きく異なるということと、異なるライディングスタイルを必要とするということです。」
Q
「ビニャーレスに対する印象はいかがですか？」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「彼も非常に速いですね（笑）彼の走りはブレーキングやコーナーエントリーで自分に似てますね。」
マーヴェリック・ビニャーレスは「ここまでタイムが出るとは思っていなかった」と語り、彼の前に居るのはDucatiが数台という状況だ。これは新しいバイク、新しいチームで5日目での走行と考えるとポジティブなサインだ。
マーヴェリック・ビニャーレス
「自分が想像していた以上でした。初日というのはいつも大変なんですが、いきなり最初から速かったですね。良い1日でした。それに多くのテストをこなすことが出来ました。
Q
「自分のタイムには満足していますか？」
マーヴェリック・ビニャーレス
「バイクのポテンシャルに関して特に嬉しく思っています。テストの間は間は速いラップタイムを記録するのは簡単ではありませんからね。全てのテストをこなして、自分が気に入ったパーツを装着した時点で速いタイムが出るかもしれないというものですからね。」
Q
「何に集中しているんでしょうか？」
マーヴェリック・ビニャーレス
「主にレースペースですね。タイヤごとに20周しました。スズキもこのトラックでは非常に速かったですね。ただヤマハではコンスタントに速いペースで走ることが出来るんです。レース1周目から最後までね。」
Q
「M1に関してどのような点を向上させたいですか？」
マーヴェリック・ビニャーレス
「まずは全てを試してみる必要があります。ブレーキングに関しては向上が必要です。レースにおいて重要になってくる部分です。」
Q
「ストーナーのタイムに関してはどう思いますか？」
マーヴェリック・ビニャーレス
「彼がなぜレースをしないのかわかりません（笑）」
