★MotoGP2017 タイヤの自動識別システムを来年より導入
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来年はMotoGPクラスで各選手が履いているタイヤが、システムによって自動判別され、各ライダー、チーム、そして視聴者にもわかりやすい情報として伝えられるようです。無線で情報がいくということは、タイヤ自体に識別チップみたいなものが埋め込まれているということなんでしょうか?情報が出てきましたらお伝えします。 グランプリコミッションは2017年のMotoGPのタイヤルールに関して以下のように発表した。最も大きな変更としては、各ライダーが履いているタイヤを自動で判別するシステムの導入だ。これはファンやメディアにとって、タイヤウォールの識別色による判断が難しいという批判を受けてのもの。
タイヤタイプの自動識別
ミシュランとメーカーの協力により、各ライダーが使用しているタイヤを自動で識別し、その情報が全てのライダー、チーム、TV視聴者にもわかるようになる。タイヤ識別はワイヤレス技術によるもの。情報はECUに伝わり、トラックタイミングシステムがアップデートされた統合ソフトウェアによってこの情報を伝える。
タイヤアロケーション
予選1から予選2に進出したライダーに対する不公平さをなくすため、来年からはこの2名のライダーはリアのソフトスリックタイヤを追加で選択出来るようになる。ただライダーが使用出来るタイヤの本数自体に変更はない。
タイヤアロケーションに関する付随事項
なお、12月2日マドリッドで開かれたグランプリコミッションで、ドライタイヤとウェットタイヤの最大本数に変更はないとされたが、この内容は間違いである。ウェットタイヤの最大本数はリアで5本から6本に変更となった。(※全ての練習走行と予選がウェットコンディションで行われた場合、レースディレクションはフロントとリアタイヤを追加で使用することを許可する事が出来る。)