気になるバイクニュース。

世界のバイクニュース、MotoGP最新情報、各メーカーの新車情報などを紹介しているブログメディアです。

★MotoGP2016 ロッシ「トラックに入る時の気持ちは20年前と一緒」

Sponsored Link

今シーズンについて、そして今シーズンの残りに対する目標などに関して、ロッシ選手が語っている内容がありましたのでご紹介します。ブルノの決勝後プレスカンファレンスでも「チャンピオンシップ優勝をするには、マルケスとの差は大きすぎる」というような事を語っていましたが、やはりその意見は変わっていないようです。本当にムジェロのエンジン故障が無ければという感じですが。。 f:id:teletele916:20160902033201p:plain

ヴァレンティーノ・ロッシ

「モータサイクルライダー、プロフェッショナルライダーになるというのは、物心ついた時から常に自分の夢だったんです。自分の父もレーサーでしたから、彼はまさに自分にとって夢でした。プレッシャーもありますけど、これも合わせて楽しんでいます。」


「トラックに入る時の気持ちは、20年前と全く変わっていません。物事の考え方もあまり変わっていませんし、自分と20歳もはなれている若いライダーとも同じような気持ちなんです。これが良いことか悪いことかわかりませんけどね。勝ちたいというモチベーションがありますし、チャンピオンシップでも優勝したいと思っています。というのも昨年は本当に惜しかったですからね。」


「昨年の終わりはフェアではなかったと思っていますので後味は悪かったですね。茂木のあとはチャンピオンシップで優勝できる可能性があったんですが、フィリップアイランドのレースで何かが変わってしまい ました。そして最後の3戦というのはこのスポーツでは今まで見た事が無いような事が起きました。その後の2、3週間は最悪でしたけど、その後レースの世界に戻ってからはもう大丈夫でしたね。忘れる事は出来ませんけど、忘れようとしているんです。」


「昨年はとてつもない努力をし、レースにエネルギーをつぎ込み、大きなプレッシャーもありました。勝利すればこうしたエネルギーを回復することが出来て、優勝出来なければエネルギーを失うんです。ですから昨年は自分はエネルギーを少し失ったというわけです。」


「今年にしてもチャンピオンシップ争いをする実力はあるのに残念ですよね。でも今年は不運もミスもありましたから、チャンピオンシップからは遠いところにいるんです。もしムジェロでバイクが故障しなければ、もしアッセンで雨が降らなければ、もしザクセンリンクでも雨が降らなければ、チャンピオンシップ争いが出来ていたでしょう。ですから常に「もしも。。」ということなんですけど、残念ながら今年は多くのポイントを獲得出来ていません。今後のレースに関しては今のような状態を維持しつつ、出来るだけ多くのポイントを獲得するということですね。」


「これだけ差が開いているとチャンピオンシップ争いを考えるのは難しいですけど、毎戦出来るだけ多くのポイントを獲得するということになります。ただスポーツは終わりまで何が起こるかわかりませんから、今ここで諦めてしまうくらいなら、家でゴロゴロしてたほうが良いですよね。」