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★MotoGP2016 ザクセンリンクにまつわるトリビア

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ザクセンリンクにまつわるトリビアとも言える内容がありましたのでご紹介。カレンダーの中でも唯一のショートサーキットですが、こうした事を考えながらレースを楽しむのも良いですね。

★MotoGP2016 ザクセンリンクにまつわるトリビア

  • ザクセンリンクはチャンピオンシップの中で最も短いサーキット。全長は3,671mで、唯一の4km以下のサーキットである。


  • ザクセンリンクで初めて世界選手権が開催されたのは1961年。その後1972年までカレンダーに載り続けた。当時はクローズドサーキットで、現在はその一部をコースとして使用している。1998年にニュルブリンクやホッケンハイムといった象徴的なトラックと入れ替わり再びカレンダーに載ることとなった。


  • ライダー達は低速の連続するコーナーから、このコースをよくカートコースのようだと例える。


  • ターン11はチャンピオンシップ全体の中でも最も問題となるコーナーで転倒が多発する。これはトラックの中でも5速200km/hで通過する最速のコーナーである事と、21mの高低差(※約7階の高さに相当する。)が僅か250mの間に起きることに関連する。また、これは31秒の間に駆け抜ける7つの左コーナーの後に登場する右コーナーであることから、タイヤが十分に暖まっていないということでもある。このコーナーは間違いなくミシュランタイヤにとってもテストの舞台となるだろう。


  • マルク・マルケスはザクセンリンクで6連勝している。(2010年に125cc、2011年と2012年にMoto2、2013年、2014年、2015年はMotoGP)マルケスがこれほどの結果を残しているのはこのトラックだけだ。


  • ダニ・ペドロサもまたザクセンリンクで6勝している。(2004年、2005年に250cc、2007年と2010年、2011年と2012年にMotoGP)これは彼が最も成功を収めているトラックであるヴァレンシアの勝利数より1つ少ないだけだ。


  • 2008年にペドロサは、僅か7周でストーナーを7.454秒リードしながら転倒した。ペドロサは手を怪我し、チャンピオンシップのリードを失った。それ以来ペドロサはチャンピオンシップをリードしていない。


  • ホルヘ・ロレンゾはザクセンリンクで勝利した事はない。これは彼が13回レースをしながらも一度も勝利をしたことが無い唯一のトラックだ。2013年にロレンゾはザクセンリンクを欠場。これは練習走行での転倒により、レースの2週間前に鎖骨に入れていたプレートを破損した為。


  • 2006年の決勝レースでは、1位のロッシから4位のペドロサまで0.307秒の差しか無かった。これが最高峰クラスでのレースの接戦の歴史の始まりでもある。


  • 2002年のザクセンリンクにおいて、500ccの2ストロークバイクがMotoGPカテゴリで初めて勝利する可能性があった。バロスとオリビエ・ジャックは、バロスがブレーキングポイントをミスしてオリビエ・ジャックを道連れに転倒するまでレースをリードしていた。


  • 2005年にロレンゾは250ccカテゴリーでペドロサに無茶なオーバーテイクを仕掛けて接触。ロレンゾはコースアウトしてレースをリタイア。ペドロサのマシンのエキゾーストは曲がり、マシンからぶら下がった状態だったが、ペドロサは優勝した。


  • 昨年のMoto2ではザビエル・シメオンが彼のキャリアで最初で唯一となる勝利を獲得。1年前の2014年にはドミニク・エガーターが彼のキャリアで最初で唯一となる勝利を獲得。そして2013年にはジョーディ・トーレスが彼のキャリアで最初で唯一となる勝利を獲得している。

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