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★フィリップアイランドテスト1日目 ビニャーレス「トップに近づくことに集中している。」

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フィリップアイランドでのテスト初日では2位タイムを記録したビニャーレス選手。現在テスト中の2日目現在(現地時間13:16現在)は1:30.122秒のタイムでトップタイムを再び記録しています。このサーキットではマシン差ではなくライダーの腕でタイムが出ると言われていますので、ビニャーレス選手自身の仕上がり具合は、トップライダー達に負けていないと言えそうです。

★フィリップアイランドテスト1日目 ビニャーレス「トップに近づくことに集中している。」

スズキMotoGPチームのスターライダーであるマーヴェリック・ビニャーレスは、ライダー達は新しいECUソフトウェアの適応にプレッシャーを感じているだろうと述べた。フィリップアイランドの初日テストでは殆どを悪天候の為に時間を失われ、カタールでのシーズン開幕に向けては残り僅かに5日のテストを残す状態となった。Ducatiヤマハは新しい統一ソフトウェアの適応に成功する中、ホンダとヤマハアプリリアは多くの作業が残されているようだ。にわか雨のコンディションの中、ビニャーレスは20周を走行しエレクトロニクスの調整を行った。この日ビニャーレスはプラマックのダニロ・ペトルーチに次ぐ2番手タイムを記録。

マーヴェリック・ビニャーレス

「この新しいエレクトロニクスはすべてのライダーにプレッシャーを与えていますね。自分達は適切に扱う前にやるべき事が多く残されています。しかしこれは同時に情熱を新たにさせてくれることでもありますね。自分は冬休みを全てトレーニングに費やしてきました。これからはバイクに集中していく段階です。セパンではいくつかポジティブな方向での向上があり、これが自分にポジティブなフィーリングを与えてくれました。現在は開発の継続とトップに近づいていく事に集中しています。」


チームメイトのアレイシ・エスパロガロはこの日は走行をせず「開幕までにリスクを冒したくないんです。コンディションが一定の状況で無ければエレクトロニクスを適切に扱えませんので、タイヤのテストを行なうのは難しいと思います。」と語っている。ただ、この日はスズキのテストライダーの津田拓也が走行しており、彼は昨日もエレクトロニクスの理解に向けて走行していた。津田は同時にシフトダウン側にも有効なシームレスギアボックスのテストも行っていると予想される。予定されていたようにこのギアボックスをファクトリーライダー達が使用するかは定かではないが、カタールまでには間に合うと予想される。

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