★マルケス 「2015年型RC213Vは開発の方向転換が必要」
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ヴァレンシアでシーズン13勝目を記録したマルケス選手ですが、ヴァレンシアテストでの2015年型マシンのフィーリングはあまり良くなかったようですね。2014年型でベストラップということは、実際の2015年型の平均ラップはどの程度なのか気になる所です。
マルク・マルケス
「今日は2014年型のマシンで最速タイムを出しました。2015年型で作業をすべく集中して一番最後に2014年型にもう一度乗ってみたんですが、2014年型で最速タイムが出ました。自分にとって2014年型のほうがライディングしやすいんですよね。」
「2015年型についていくつか改善出来た部分もあるんですが、他の部分では逆だったりしたんですよね。ライディングしていて快適と言える状態では無いんですが、今はリスクをとってライディングする時期でも無いですし。」
「ホンダが自分が好きなエンジンとシャーシの性格をちゃんと理解してくれているというのが大事な事です。去年から考えると初めての大きな変化ですからね。今のバイクは自分が望まない方向に突っ走ってしまったという感じなので、これをうまく軌道修正しないといけません。コーナーへのエントリーは良くなりましたが、その他の部分をマレーシアテストで修正したいと思います。」
「新しいエンジン特性は全然好きじゃ無いし、シャーシも同様です。フロントフィーリングは良いけどリアは全然ダメです。うまいこと妥協点を見つける必要がありますね。ポジティブな内容は2014年型マシンがとても素晴らしいポテンシャルを持ったバイクだという事で、これは引き続き(今後の開発の)最大の強みですね。」
「2015年型マシンのある程度の改善は出来たので、2014年型マシンとの間で妥協点を探して完璧なバイクにする必要があります。」
