★タカタのエアバッグ大規模リコール ゴールドウイングも対象に
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自動車用では大きな騒動になったタカタのエアバッグの大規模リコールですが、今度は車だけではなくバイクにまでもその対象車種が広がるとのこと。
自動車用エアバッグのタカタのリコールは2輪車にもその対象が広がる見通し。アメリカ合衆国運輸省はホンダのゴールドウイング2,701台をリコールの対象車種に追加する。これは2006年から2010年に製造されたゴールドウイングに搭載されているエアバッグのインフレーターが対象となる。
エアバッグの問題が初めて表面化したのは2008年だが、アメリカ合衆国運輸省が問題を大きく取り上げ始めたのは2014年。調査によってタカタのエアバッグのインフレーターが衝突の衝撃で破裂する事が明らかになり、インフレーターの金属ケースが金属片となって飛び散るというものだった。このエアバッグのリコールは14のメーカーの車両で合計7800万個にも及んでいる。アメリカ合衆国運輸省によると、アメリカで10名の死者、そして100を越える怪我人がでているとしている。
アメリカ合衆国運輸省によると、この問題はエアバッグに使用されている硝酸アンモニウムベースのガス発生剤成型時の密度や湿度、経年変化などによるものとしている。これによりエアバッグ作動時の燃焼剤の異常燃焼につながり、インフレーター内部の圧力が過大となり、金属ケースが破裂するものとしている。ホンダのディーラーは対象モデルのエアバッグモジュールを交換する。残念ながら代替パーツは夏の終わり〜秋ごろまではディーラーに届かない見通し。
www.hai-sya.com エアバッグのリコールに関してはこちらが非常にわかりやすいです。