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★MotoGP2014 カタルーニャGP 決勝後プレスカンファレンス全文インタビュー

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さて恒例の決勝後のプレスカンファレンス全文翻訳でございます。段々とスペイン訛りの英語が自然に思えてきたのが怖いこの頃です。。

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Q(ニック・ハリス)
「あなたを打ち負かすのは本当に大変ですね。今期7勝目となりました。」

マルク・マルケス
「今回はムジェロよりも大変なレースでした。特にラストラップが大変でした。序盤はヤマハライダーのペースが早くて苦戦しました。ストレートでヴァレンティーノに追いついたのでそのまま抜こうとしたんですがちょっと深くツッコミ過ぎてしまって、一旦コース外に回避したんです。それからまた追いついてからのラストラップ。凄い戦いでした。ダニにヴァレンティーノ、ホルヘは少し離れてしまっていましたね。特にダニのペースは素晴らしかったですね。ブレーキングも凄く強かったし。とにかくホームGPでの25ポイント獲得、優勝。最高の気分ですね。」

 

Q(ニック・ハリス)
「ダニのフロントタイヤがリヤタイヤに接触した瞬間はわかりましたか?」

マルケス
「ええ。わかりました。ターン10でしたね。タイヤが少しアウトに流れたんですが何とか大丈夫でした。でもレースとはそういうものですからね。特にラストラップでは多少の接触があることもありえますよ。今回はダニが自分に少し接触したというだけです。お互いに転倒しなくてラッキーでしたね。自分もレースの中で彼のインに突っ込みすぎてアウトに押し出してしまったので、申し訳なく思っています。」

 

Q(ニック・ハリス)

「あの手を上げた瞬間は何があったんですか?」

マルケス
「丁度ストレートの後にヴァレンティーノを抜いたところだったんです。そこからタイムアタック的に引き離しにかかる予定だったんですが、丁度彼を抜いた時に転倒したライダーを知らせるためにイエローフラッグが振られていたんです。それで、ヴァレンティーノをイエローフラッグで抜いてしまったと思ったんです。通常イエローフラッグの最中にオーバーテイクをするとペナルティを受けるものでしょう。だからあの瞬間に手を上げて彼の後ろに下がったんです。」

 

Q(ニック・ハリス)

「65年のグランプリの歴史の中で、2人の兄弟が同時に優勝を果たしたのはこれが初めてです。」

マルケス
「彼は凄い走りをしましたね。祝福して上げたいと思います。moto2のティトも良い走りをしましたね。アレックスもティトも1位、自分も勝たねば!という妙なプレッシャーがかかりました。」

 

Q(ニック・ハリス)
「次はアッセンですが、8勝目を目指していくわけですね。」

マルケス
「もちろん勝ちに行きます。ただ、アッセンはヤマハライダーが凄く強いですし、ヴァレンティーノもホルヘも、サーキットレイアウトとライディングスタイルが合っているようですよね。ホンダの強みを活かしたセッティングをしてヤマハと戦いたいと思います。」

 

Q(ニック・ハリス)
「次にヴァレンティーノ。今回は練習、予選の段階から良いリズムで走行出来ていましたね。」

ヴァレンティーノ・ロッシ
「そうですね。今シーズン最高の走りだったと言えますね。予選の最後の段階では良いラップは出来ていましたが、レースを通した自信というものは無かったんですね。トップ3人のペースに付いていけるペースではなかったですしね。ただ、昨晩からバイクを大きくモデファイしてみたんです。その成果で今日のウォームアップの段階からもの凄くフロントのフィーリングが良くなって、自信を持って走れるようになりました。最後のほうに少しミスをしてしまったのが残念でしたね。ただ、今日は良いリズムで走れることがわかっていたので、最初から自信がありました。良いスタートが切れましたし、全体を通して良いリズムで走行できました。」

 

「今日みたいな天候だと本当に雨が降らない事を祈るばかりですよね。これ以上暑いとここまで接近したレースにはならなかったかもしれませんね。レースの終盤には勝利を意識しだしたんですがマルケスに抜かれてしまいました。彼を抜き返すために良い位置取りをしようとしたんですが、そこでミスを犯してしまいダニにも抜かれてしまいました。その後ホンダ2台に追いつこうとしたんですが、ホンダのほうがペースが良かったので追いつくことが出来ませんでしたね。今日は凄く勝ちたかったので残念ですが、レースは全体的に凄く良い形で追える事ができましたね。」

 

Q(ニック・ハリス)
「次のアッセンは昨年はスペシャルな舞台となりましたね。」

ロッシ
「去年は確かに素晴らしい結果でしたね。でも今年は他のサーキットでも戦闘力が高い状態です。アッセンは大好きなサーキットですし、ヤマハとも相性が良いんです。でもアッセンでどういう結果になるかはわかりませんよね。晴れるか雨になるか全く予想も付きませんが、とにかくマルクを負かすことだけを考えたいですね。」

 

Q(ニック・ハリス)
「3位という結果にがっかりとしているかもしれませんが、遂にポディウムに戻ってきましたね。」

ダニ・ペドロサ
「レース全体にもペースにも満足しています。ムジェロからの課題は予選、レースの序盤、オーバーテイクなど色々あったわけですが、それぞれに改善を進めることが出来ましたし、トップグループの中でレースをすることが出来ました。レースの中で自分が最速だった瞬間もありましたしね。ファンにとってトップ4人のライダーがこれだけ接近して、序盤から抜きつ抜かれつしながら展開するレースというのは最高だったと思います。自身についても、バイクのセットアップも上手くいきました。マルク、ヴァレンティーノ、ホルヘとも戦うことが出来ましたね。マルケスが凄く良い走りをしていましたね。抜いてもすぐに抜き返してくるし、最終的には彼に接触してしまいましたが彼は実にクレバーに走ってましたね。今日に関しては3位という結果は全く残念だとは思いません。凄く良いレースが出来たと思っています。」

 

Q(ニック・ハリス)
「フィジカル的な調子はどうですか?」

ペドロサ
「フィジカルは良いとはいえませんね。腕上がりの手術後に調子はどんどん良くなってきてはいます。ムジェロ、ル・マン、それ以前のレースと比較しても、状態としては良いです。今後のレースに備えて良い兆候ですね。マルケスがラインを変えた時に接触はしてしまいましたが。。彼がイエローフラッグで手を上げた時、正直何だったのかわからなかったんです。なので自分も一応手を上げて3位に下がってみたんですよね。」

Q(ニック・ハリス)

「なるほど。ありがとうございました。それでは他の質問がある方どうぞ。」


Q
「今期連続の7勝目ですが、どのサーキットでの勝負が最も良い形だったと思いますか?」

マルケス
「選ぶのは難しいですね。どのレースも皆選手ごとにセットアップも違うし、色々と違いますからね。ただ、やはり今回のカタルーニャGPはホームGPだったこともあって思い入れが強いですね。今までの中で最もセッティングやレースに苦戦したサーキットであったと言えますね。今回は予選で転倒してしまったしポールも取れなかったですし。でも開幕戦カタールでのヴァレンティーノとの戦いは楽しかったですね。怪我後の初のバトルだったというのも大きいと思いますが。」

 

Q
「先ほどダニが、あなたがラインを変えていたので接触してしまったと語っていましたが、彼が後ろにいるのがわかった上でそういった戦略をとったと思いますが、彼をアウトラインに行かせようとしたラインだったのか、彼を困惑させようとしたものだったのか、どうなんでしょうか?」

マルケス
「ラストラップでは当然ディフェンシブなラインを選ぶものです。あの時は進入速度が高すぎて一度外に膨らんだ後に戻ってきた形なんです。バイクを安定させるために、いつもよりイン側にバイクを入れたんです。その時に接触を感じました。すぐ後ろに2位のライダーがいる場合は、そのライダーが自分を抜こうとしていることはわかっているわけですから、当然タイトなラインを走るものですよね。」

 

Q
「ダニに質問です。ムジェロ後にオーバーテイク、予選、スタート全てを改善したいと語っていましたが、今日の結果を見ると凄く簡単だったのでは?と感じますが。」

ペドロサ
「まずはステップバイステップで進めていきました。まずは予選、ここで良いタイムを出します。それからスタート。スタートが上手く行ったら、次はレースのリズムを掴むことですね。序盤は凄く良いフーリングで、前のライダーについて行けることがわかりました。今回のレースではとにかく凄く良い感じで全ての物事が進みました。次からのレースもこのフィーリングを維持したままいきたいですね。」

 

Q
「最初はホルヘのバイクを追っていたわけですが、映像でもコース上で何かが舞っているのがわかりました。彼のバイクからのものなのか、トラックからのものだったのか?どうでしょう。」

ロッシ
「路面からのものだったと思いますがどうでしょう?1周目に他のバイクが何かパーツを落として、それをロレンゾが踏んで自分に飛んできたかとは思ってましたが、なんともありませんでした。でもあれはロレンゾや他のバイクからの落下物ではなかったんですよね?」

 

マルケス
「ロッシが走ると毎度何かが舞ってましたけど、パーツじゃなかったと思いますよ。」

ロッシ
「泥か何かかな?」

マルケス
「いや、路面のペイントのような。」

ペドロサ
「縁石のペイントでしょ。」

ロッシ
「なるほど。」

 

Q
「ロッシに質問です。終盤はブレーキングポイントで苦戦しているように思えましたが、実際のところはどうだったんですか?」

ロッシ
「ホンダのバイクはリヤタイヤへの負担がより少ないように思うんですよ。序盤はフレッシュなタイヤで良いラップを刻めました。後半もタイヤがまだ保っている間はいいラップが出来たんですが、タイヤがたれてきた時にマルクやダニのペースに付いて行くことが出来ませんでしたね。最後はタイヤのグリップもそうですが、バイクがよリ暴れるようになってきてしまったんですよ。それがブレーキングでより苦戦した原因ですね。実際かなり深いブレーキングをしていたと思うんですが、マルクとダニのほうが更に深い所までブレーキングで突っ込めていましたね。」

 

Q
「ダニ、今日はいつもよりブレーキングが鋭かったと思いますが、セッテングの部分で何か変化があったんですか?」

ペドロサ
「セッティングはいつも異なります。確かに今日はかなりバイクが暴れていましたが、自分も上手く乗れていたのでバイクとのダンスを楽しみましたよ。本来もの凄く調子が良い時はこういう事は意識しないんですけどね。後半はブレーキングでリヤタイヤも暴れていましたね。」

 

Q
「ダニに質問です。マルケスに接触する前、彼を抜くために最後の3、4コーナーをどう走るか構成を考えて走っていましたか?」

ペドロサ
「コーナの前半は自分のほうが早く、ミドルパートは彼のほうが早かったんです。実際彼に接触した時は何が起こったのか良くわからないんですよね。自分もあれ以上後ろには退けなかったし、マルクもアウトから戻ってきたタイミングでしたからね。後半勿論彼を抜こうとしたんですが中々抜きどころが無かったですね。最後のパートでは自分も強かったと思うんですが、前半よりも難しくて彼を抜くことが出来ませんでした。」

 

Q
「以前レース前半でのペースを上げるために、ストラテジー、バイクのバランスを含めて色々と変えると言っていましたが、今回はどういった感じでしたか?また今後も変えていこうと思っていますか?」

ペドロサ
「以前話したようにレース前半のペースを上げるためにセッティングを変えています。これによって予選、スタート、オープニングラップのペースは改善されています。レース後半のペースに関してはまだまだ疑問が残りますが、今日に関して言えばよかったですよね。今後はフィジカルもどんどん良くなっていくはずなので、良いニュースですね。」

 

Q
「ラストラップでどう抜くか?というのを考えるレース展開は、ラグナセカ、ヘレスの時のような感じがしませんでしたか?」

マルケス
「ラストラップは常にどのコーナーでも仕掛けてやるという気持ちが必要です。ラストラップのヴァレンティーノがまさにそうでしたよね。本来はラストラップは1位で周回する予定だったんです。フロントタイヤがもう限界だったので、それこそ最終コーナーで仕掛けてやろうという気持ちは無かったですね。でもレースは何が起こるのか本当に予測がつかないものですからね。」

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