★オーストラリアGP2位 ロッシ「今日のカルは速すぎた」
15位スタートから2位表彰台まで素晴らしい追い上げを見せたロッシ選手。昨年のヴァレンシアもありますし、トップ争いには加わると予想されていましたが、マルケス選手が転倒した事で1つバトルが減ったというのもあるかもしれません。しかし、フロントロー(1列目)でスタートしたとしても今日のクラッチロー選手には勝てなかっただろうと語っています。
Q
「オーストラリアGPを20戦戦った中で16回目の表彰台となりました。ただ今日は15位から追い上げる必要がありました。オーストラリアのファンにとって素晴らしいエンターテイメントだったと思いますが、大変だったでしょうね。」
オーストラリアGP2位 ヴァレンティーノ・ロッシ
「今回のレースは茂木のミスを忘れるのには必要でしたね。それと昨日ですね。昨日は本当にフラストレーションが溜まる最悪の日でした。今朝は本当に良い天気で強い走りが出来ると思っていました。ただウォームアップ走行は、自分に楽観的に考える力を与えてくれました。集中して良いライディングをして、ステップ・バイ・ステップで前に進んで、ミスをしなければ、自分がやれることはわかっていましたからね。だからスタートした後もとてもいい気分で走っていました。最初の10周は後で見返してみても楽しいでしょうね。マルクが転倒したのを見た時は優勝出来ると思いました。カルに追いつけると思っていましたからね。ただ、カルはレース後半で速かったですね。」
Read more★オーストラリアGP優勝 クラッチロー「ここは勝てると思っていた。」
今季2勝目、ドライコンディションではMotoGP初勝利となったクラッチロー選手。今週はルーシーとウィローちゃんがいなかったということで、だいぶ残念そうです。次の目標は二人が一緒にいる時に優勝することでしょうか。
Q
「最高峰クラスでイギリス人ライダーが優勝するのに、バリー・シーン以降35年待つ必要がありましたが、あなたはこれで2勝を上げました。2ヶ月の中での2勝、あなたにとっては初めてのドライコンディションでの優勝です。特別な気持ちでしょうね。」
カル・クラッチロー
「ええ。ブルノで優勝した後、次のステップはドライで勝つことと言いましたけどその通りになって嬉しいですね。今日はチームが素晴らしい仕事をしてくれました。正直先週からここは勝てるチャンスがあると思っていたんです。マルケスが転倒しましたけど、彼には追いつけると思っていました。彼は転倒した時それほどプッシュしていたとは思いません。ただあの瞬間にはクリティカルだったんでしょうね。彼には転倒して欲しくなかったですね。最後の20周は最悪でした。フロントタイヤが重要だというのはわかっていて、フロントタイヤを温めておく程度にプッシュする必要があったんです。本当にチームには感謝しています。今回は妻と娘がいなかったのが残念ですね。彼女らはマレーシアに向かってるところですけど、後で自分が勝ったという嬉しいニュースを聞くでしょうね。自分が勝利した時に彼女らがいなかったというのは残念ですね。」
Read more★オーストラリアGP ロレンソ「スローダウンを余儀なくされた」
ウォームアップでは良いタイムを記録したロレンソ選手ですが、決勝ではタイヤが劣化した後にタイムが出なかったと言います。ビニャーレス選手が表彰台を獲得したことで、ロッシ選手とチャンピオンシップ2位争いをするどころか、チャンピオンシップ3位の座が危うくなってきました。 ヴァレンティーノ・ロッシが見事な表彰台への復帰を果たした一方、反対側のヤマハガレージで、ロレンゾは自分の傷を舐めることしか出来なかった。ウォームアップではロレンソはレースでも可能性があるように思われたが、レースでロレンソはトップについていくことが出来ず6位で終わった。
Read more★オーストラリアGP マルケス「ブレーキングが遅すぎた」
日本GPと同じく圧倒的な勝利かと思えた中での転倒となったマルケス選手。チャンピオンを獲得するまでの走りとは違って注意が足りなかったという事を語っています。 レースは既に決まったかに思えた。3周の時点でマルケスはリーオを広げていた。その後マルケスが転倒すると誰が思っただろう。マルケスにとっては暗黒の日曜となったフィリップアイランド。マルケスは残り18周の時点でグラベルでレースを終えた。これはまさに2年前と同じだ。
Q
「序盤に素晴らしいペースで逃げ切るには十分でしたが。」
マルク・マルケス
「日本みたいな展開のレースでした。リードを取ってライバルに対してリードを維持しようとするレースでした。実際のところカルに対してリードを広げないといけないという状況で転倒したんです。」
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