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★MotoGP2017ヘレステスト スミス「このテストで情報を得て方向を示す事が重要」

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KTMはヤマハと契約があるポル・エスパルガロ選手は走行出来ず、スミス選手が唯一ファクトリーライダーとしてテストに参加しました。チーム、そして両ライダーが向いている方向性が同じというのは、マシン開発を進める上で強力な武器になるでしょうね。 f:id:teletele916:20161115143153j:plain (Photo courtesy of michelin)

チームメイトのポル・エスパルガロはヤマハとの契約によってテストに参加出来ないため、ブラッドリー・スミスが2017年のKTMのライダーとしては唯一ヘレステストに参加している。15名のMotoGPライダーとWSBKライダーがいる中で、スミスは22位タイム。しかし、スミスは今週の目的はKTMに将来の開発のためのフィードバックを与えることだと語る。


ブラッドリー・スミス

「フィジカル面ではそこまで調子は悪くありません。もちろん膝の調子は最高と言えませんけど、良くなっています。50周走るのはかなりきつかったですね。ただ、とにかく今日の内容には満足しています。将来についてのアイディアを得るために多くの事を試しました。これから作業が必要なことと、何をすべきではないのかだとかね。」


「このテストの目的はKTMとチームに出来る限り情報を与えるということです。来年特別なパーツだとかを作る必要があるのであれば、それはひと冬かかるわけです。ですから、このテストはパフォーマンスがどうこうというものではなく、ラップタイムを気にするものでもありません。情報を得るということが重要で、テストライダーのように走って、明確な方向性を示すという事が重要なんです。」


エスパルガロはヘレステストでは走行が出来ないため、ヘレスでチームを助けた。エスパルガロがいないガレージはテストライダーのミカ・カリオが使用することとなった。


「ミカがいてくれて良かったですね。そしてポルがここにいた事も良かったと思います。彼はマイク・レイトナーと一緒に多くの情報を与えてくれました。彼らが発見して事は自分も言っているということなので、そういう意味でも良いですよね。ですから、自分達は本当に良いチームとして動いているんです。明日は新しいパーツだとかを試しますが、良い天候が続いてくれる事を願っています。」


エスパルガロはヤマハからバレンシアテストの許可は出たが、ホルへ・ロレンソと同様に契約が有効な12月31日までの間のテストは許可されなかった。スミスの契約はヤマハではなくテック3とのものだったために、スミスは今回のテストの参加することが出来た。

www.crash.net