★ヴァレンティーノ・ロッシ「2016年も同じ調子でレースが出来ると思う。」
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36歳にして最高峰クラスでランキング2位でシーズンを終える自体が凄いことだと思いますがロッシ選手も今年で37歳。2016年の結果が優勝もしくは2位などであれば、さらに1年〜2年契約が伸びる事もありそうです。ロッシ選手+M1の組み合わせでシリーズランキング5位以下になる未来はあまり予想がつきませんし、40歳くらいまで現役を続けてくれるような気がしてしまいます。
ヴァレンティーノ・ロッシは来年37歳になるにも関わらず、2015年が彼自身最後のワールドタイトル獲得のチャンスだとは考えていない。ロッシはMotoGPと500ccのチャンピオンを125cc、250ccのチャンピオンに次いで獲得。今年は彼自身10回目となるワールドタイトルを、チームメイトのロレンゾ相手に凄まじいドラマの末に逃している。
ロッシは来年の2016年シーズン開幕のカタールラウンドの3月に37歳になることが気になるかと聞かれて、「心配はしていません。人間の歴史を見れば36歳も37歳も大きな違いは無いよ」と応えた。
過去2シーズンをランキング2位で終え、彼はDucatiで過ごした月日とその後のヤマハでの復活の1年を経て復活を遂げたと言える。2013年の終わりにロッシは2014年のムジェロを彼自身レースを続ける競争力があるのかを測るデッドラインとして設定した。彼の目覚ましい成果は2016年までのヤマハとの2年契約を更新させることに繋がった。ロッシは2014年と2015年を合わせて6勝したが、それ以前の4年ではわずかに3勝しかしていない。特にDucatiでの2年間では一度も優勝がない。彼は2015年の結果を繰り返すことが出来ない理由はどこにもないと考えている。
ヴァレンティーノ・ロッシ
「来年は今年とほぼ同じ調子でレースが出来ると思います。ヤマハとミシュランのマッチングや自分たちの働きによるところよりも、モチベーションによるところが一番大きいですね。来年はまた別の話ですけどいつも通りにやりたいと思います。」
ヤマハのチームマネージング・ディレクターであるリン・ジャービスは、ロッシが最後の瞬間にチームメイトのホルヘ・ロレンゾに敗れたのはさぞかしタフだっただろうと語る。
リン・ジャービス
「たった5ポイントで最後に負けてしまうというのは、序盤からリードしていた事を考えると辛いですよね。たった1人しかチャンピオンシップで優勝出来ないことはわかっていましたが、これは素晴らしいライダーを2人チームに持つことの問題(ジレンマ)でもあります。片方が勝利しても片方は嬉しくないんですから。互いにポイントを取り合って、まるで最初からそうなるように決まっていたかのような結末となりました。時計の針を戻すことは出来ません。未来に集中するのみです。」