★ヤマハYard Builtプロジェクト CS07 gasoline
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ヤマハのYard Builtプロジェクトから色々なバイクが産まれていますが、こういったカウル付きのV-MaXもいいですね。ホイールの軽快感あって同じバイクとは思えません。
ヤマハのYard Builtプロジェクトというカスタムビルダーにカスタムバイクを作ってもらうというプロジェクトはすでにXJR1300レーサー、XV950レーサー、XSR700やXSR900などを生み出しているが、こうしたアプローチは既存モデル自体のカスタムの刺激となるかもしれない。
そして今回ご紹介するポルトガルのitroCkS!bikesのV-Maxもその1台だ。パリのSalon de les Motoで発表されたこのバイクはヤマハヨーロッパ公認のモデルで、CS07 Gasolineと呼称される。インスピレーションはドラッグレーサーから得ているであろうが、直線の加速という意味ではV-Maxのオリジナルとなるメッセージをズバリ表していると言えよう。
最新のモデルは1700ccのV4エンジンから200馬力を発生する。今となっては他のバイクに埋もれがちな馬力だが、当時からカスタムバイクのような見た目のこのバイクにこのようなフェアリングを搭載すると、それはまた新しい顧客を開拓することになるとも言える。
もちろんこのバイクはワンオフのものだ。ボディワークやタンク、フェアリング、シートセットなど、すべてアルミニウム製で、ワイヤホイールは70年台のような雰囲気をこのバイクに与えている。
このVMaxはヤマハのYard Builtプロジェクトで産まれたカウル付きのV-Maxの2台目となる(1台目はLiberty Yam’s V-Speed Café Dragster)ヤマハがこれらから何か学び、新しいモデルを生み出してくれるのを期待しよう。