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★フィリップアイランド3日目 イアンノーネ「レースペースが最も重要」

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イアンノーネ選手は3日目には12位タイムとなりましたが、これはソフトタイヤを使用せずあくまでもレースペースに集中していたからだということです。「重要なのはカタールの予選順位」と言い切る姿には期待が出来そうです。 f:id:teletele916:20170219080339j:plain

(Photo courtesy of michelin)

見た目だけからは判断出来ない。今回はアンドレア・イアンノーネがこれに当てはまる。彼は金曜の夜にトップ10を逃したにも関わらず上機嫌だ。イアンノーネはこの日ニュータイヤを履いてタイムを追うのではなく、GSX-RRのレース後半での動きについての作業を続けた。12位タイムは特筆する内容ではないが、10周以上のロングランで良いペースだったのはマルク・マルケス、カル・クラッチロー、マーヴェリック・ビニャーレスだけだ。木曜と金曜に新しいパーツを試したイアンノーネはレースペースに関する作業を行い、結果に満足している。

アンドレア・イアンノーネ

「最終的には悪くないですね。今日は沢山のパーツを試してバイクに集中していました。いくつかのエリアでバイクを向上させようとしていて、時には色々とテストをして向上が難しい事もあります。今日は改善の方法を理解出来、ペースも改善が出来ました。自分達にとってそれこそが最も重要なことです。スズキに乗り始めた頃は、この部分が一番難しかった部分ですからね。自分達も作業をし、日本でも同様にこのエリアのコンスタントさ、ペースに関して作業しています。今日は2度ロングランを行いました。1回目の走行から2回目にかけては多くを改善出来ました。走り方を理解出来ましたし、初戦に関してが非常に重要だと思います。」


「セパンでもレースペースは非常に重要で、これが今現在最も重要だと考えているんです。レースの中でずっと速いペースで走りたいですし、レースには準備がしっかりとした状態で挑みたいと思います。そしてこれには多くの時間が必要なんです。電子制御に関しても作業をしています。日本にデータを送る必要がありますからね。そういう意味でも良い働きが出来たと思います。しっかりと準備が出来ています。あと、今日はラップタイムを出すためにソフトタイヤを使用していないんですよ。現時点ではこれは重要ではありませんからね。重要なのはカタールでの予選順位です。」


セパンでは最終日にチャタリングが出ており、これが2つの転倒の理由となった。このチャタリングは新しいパーツによって穏やかになったようだ。このパーツについては明かせないとしながら、金曜に再び発生したこの問題に対し、スズキは解決策を持っているとイアンノーネは言う。


「チャタリングというか、もう少しスムーズになりましたね。問題は初日と3日目に発生しましたが、2日目にこの問題に取り組み、解決しました。3日目はあるパーツを使用することが出来ず、再び問題が発生してしまいました。しかしこれはあくまで開発パーツだからなんです。これをテストしたわけであって、将来的にはこれを使えるようになります。新しいカウルに関しては今のところ説明が難しいという感じですかね。全ての部分に関してステップ・バイ・ステップで改善して行くことが大事だと思います。ただ電子制御の部分に集中して行きます。」
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