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★チームクラシックスズキ ENDURANCE LEGENDSのチーム体制を発表

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MCNロンドンモーターサイクルショーにおいて、チームクラシックスズキはENDURANCE LEGENDSに出場するライダーラインナップを発表しました。チーム体制もさることながら、何と言ってもその参戦マシンのカタナが格好良すぎです。やっぱりこういう一切無駄のないレーシングマシンはたまりませんね。 f:id:teletele916:20170219121359j:plain

チームクラシックスズキは今年の5月6日、5月7日にドニントンパークで開催される、ENDURANCE LEGENDSに出場するライダーラインナップを発表。ライダーはジェームス・ウィッタム、スティーブ・パリッシュ、マイケル・ニーブスの3人でスズキのカタナを操縦する。

f:id:teletele916:20170219121435j:plain この発表は昨日ロンドンで開催されたMCNロンドンモーターサイクルショーで行われ、チームはこのよく知られたイベントでの優勝へ挑戦することになる。ウィッタムとパリッシュはスズキでのレースキャリアが長く、ニーブスもレースキャリアが長くレースでの優勝経験も豊富だ。また彼は昨年に、スズキのTTウィナーバイクであるXR69をドニントンパークでテストしている。

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ジェームス・ウィッタム

「本当に楽しみです。再び大排気量4気筒バイクに乗れる事が嬉しいです。私は現役時代にスズキのGSX-R1100、750に乗っていましたからね。このレースを楽しみたいと思います。ニーブスとスティーブと一緒に走れるのも楽しそうです。ただ何よりもこのバイクに乗るのが本当に楽しみです。Motorcycle Live(※モーターサイクルショー)でこのバイクを見ましたけど、まさに芸術ですよね。私も自分でバイクをレストアするんですが、このデザインは本当に象徴的なものです。カタナ以前にこのようなデザインをしたバイクはありませんでしたし、その後に続くものもありません。カタナは見た瞬間にカタナだとわかるんです。このバイクでレースが出来るのは素晴らしいことですし、出来れば結果も出したいと思います。」

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スティーブ・パリッシュ

「レースに戻ってきました!1986年以来始めての公式なレースになります。グッドウッドで少し走ったことはありますが、こうしたレベルでのレースではありませんでした。本当に楽しみです。ジェームスの事はTTのTV関連の仕事で知っていますし、マイケルの事も知っています。一緒に良い働きが出来ると思います。楽しんで良いレースをし、結果を出したいと思います。」

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マイケル・ニーブス

「2人のレースヒーローとレースが出来るなんて最高です。そしてそれをこんな特別なマシンで行えるなんて。それにここは自分の大好きなコースの1つですしね。レベルの高いレースですから結果を出すのは簡単ではないでしょう。ただ結果を求めるのは楽しいものです。数週間前にGSX1100とGSX-R1100でフィリップアイランドでレースをしたところなんですよ。ですからオールドクラシックでのレースにはしっかりと準備が出来ています。」


このカタナは、昨年のMotorcycle Live Showでスズキのサポートを元に組み上げられた。このカタナ耐久レーサーは、基本的にはオリジナルのフレームを使用しており、ヘッドストックとスイングアームピボットに変更が加えられている。サスペンションはK-Tech、ホイールはダイマグ、スイングアームはSweet Fabricationsのカスタム品だ。GSX1100SDのエンジンはボアアップされ、1170ccになっている。ハイリフトカム、ステンレススチール製のバルブを搭載する。スズキビンテージパーツプログラムによるスズキの純正部品でエンジンは新しくなっている。この中にはコンロッド、メインベアリング、リビルドされたクランクなどが含まれる。


Team Classic Suzukiチームオーナー スティーブ・ウィートマン

「ロンドンモーターサイクルショーでチーム体制を発表出来る事を嬉しく思います。表彰台、願わくば優勝を狙えると思っています。スズキビンテージパーツプログラムによってこのバイクはしっかりと準備が出来ています。これからテストを行い、5月に最高の形でドニントンパークに向かい、4時間のレースの後に優勝、表彰台を獲得出来ると嬉しいですね。」

suzuki-racing.com