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★ホンダと日立のモーター事業の提携が意味すること

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少し前のニュースですが、ホンダが日立オートモーティブシステムズと合弁会社を設立したという事を海外メディアはどのように見ているかという記事です。国産電動バイクに関しても、ホンダがまず先頭を切って走り始めればヤマハ、スズキ、カワサキという形で追随して盛り上がっていくのではないでしょうか。 f:id:teletele916:20170210010842p:plain 日本からのニュースによると、ホンダと日立オートモーティブシステムズは電気自動車のモーターを供給することに集中したジョイントベンチャー(合弁会社)を設立することで合意したという。この2社は、将来的に電気自動車のモーターの生産、販売をすることに関して、日本のビジネス界では契約ということにあたる”同意”に至った。


まだ名称が決まっていない合弁会社は茨城県のひたちなか市に設立される。そして両社は合計で50億円を出資することになる。ホンダと日立オートモーティブシステムは、この契約について2017年3月までにまとめたいとしており、この企業は中国、アメリカに生産販売能力のある子会社を設立したいとしている。この企業がホンダ以外の企業にもモーターを販売するのかどうかは明らかではない。しかしホンダは独自デザインの電気モーターの使用を続けながら、こうした次世代モーターを将来のモデルに使用しようと考えていると予想されている。


このニュースは興味深い。ホンダは過去10数年に渡り電気自動車のスタートアップ企業の製品のサンプリングを続けてきた。最も知られているのは今は無き2輪のMission Motorsだろう。このモーターはマン島TTを走ったチーム無限神電に使用されていたものだ。モーターサイクリストにとっては、この合弁会社が自動車の領域に留まらず、将来的にホンダからしっかりとした電動バイクが登場するということに繋がる事を期待したい。ホンダのRC-Eコンセプト(※写真のバイク)が遂に登場するとなれば嬉しいのだが。

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