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★MotoGP2016マレーシアGP 木曜プレスカンファレンス翻訳

MotoGP2016 プレスカンファレンス マレーシアGP

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久しぶりにかなり長い木曜プレスカンファレンスとなりました。クラッチロー選手に対してメーカーごとサポートに違いはあるのか?といった質問、ドヴィツィオーゾ選手に対する勝てない理由は?といった質問がありました。今年のセパンは穏やかなレースウィークであって欲しいですね。 f:id:teletele916:20161028221050p:plain

ニック・ハリス

「今日のプレスカンファレンスはセンターにチャンピオンのマルク・マルケス。今シーズン5勝、ここでは2010年に125cc、MotoGP合わせて2勝しています。右にはヴァレンティーノ・ロッシ。チャンピオンシップ2位、今シーズンは2勝。5日前のオーストラリアで2位。15度の最高峰クラスのレースで11度表彰台を獲得しています。ここでは6勝し、3度ここで世界タイトルを獲得しています。マルケスの左にはマーヴェリック・ビニャーレス。チャンピオンシップ4位、シルバーストーンで優勝、オーストラリアでは3位。ここでは2勝しており、2011年に125cc、Moto2で2014年に優勝しています。昨年は8位でした。 ヴァレンティーノの右にはカル・クラッチロー。チャンピオンシップ6位、5日前にオーストラリアで優勝。今シーズンはこれで2勝。 ここでは2014年に6位、2015年は5位でした。反対側にはアンドレア・ドヴィツィオーゾ。チャンピオンシップ7位、4度表彰台を獲得、ポールは1度獲得し、オーストラリアで4位でした。2004年は2位で完走し125ccのタイトルをここで獲得、2006年に5位、2008年に3位、2010年に2位を獲得しています。反対側にはよく戻ってきました。アンドレア・イアンノーネ。過去4戦を欠場。チャンピオンシップ9位、オーストリアで優勝。ここではMoto2で2010年に3位を獲得しています。」

ニック・ハリス

「それではマルク。オーストラリアでは気兼ねなく走れるということでしたが、残念ながら転倒となりました。今週も同じ方向性ですか?」

マルク・マルケス

f:id:teletele916:20161028221124p:plain 「フィリップアイランドは天候など色々と難しかったですね。レースは最初から戦闘力を感じていたんです。ただ残念ながらミスを犯してしまいました。チャンピオンシップは終わってしまいましたけど、ここでも同様にプッシュして違う結果を得たいと思います。最低でもレースを完走したいですし、出来れば表彰台を獲得したいと思います。それにもちろん優勝を狙っていきます。」

ニック・ハリス

「フィリップアイランドとセパンでは大きく異なると思いますが。」

マルク・マルケス

「フィリップアイランドは本当に凍えるように寒くて、ここは温かいですよね。準備は出来ていますし、どうなるかというところです。コースは同じですがバンクが変わっています。ですからスタートが楽しみですし、プレシーズンの結果は最低でも上回りたいと思います。いかに改善出来るかが楽しみです。」

ニック・ハリス

「新しい路面とコースでは、カルだけが唯一ライディングしているというのも面白いですね。」

マルク・マルケス

「カルによると新しい路面では2台のバイクのみが走っている状態だったので、グリップは悪かったということです。ですから新しい路面でのグリップがどの程度であるかということと、タイヤの摩耗がどうなるかということですね。新しい路面ではこれは疑問になる部分ですから。タイヤに注意を払って、ライディングに集中して、最初から飛ばして行きたいと思います。」

ニック・ハリス

「チャンピオンを獲得しても休みなしですね。」

マルク・マルケス

「ええ。月曜にジャカルタに行っただけでここに来ました。昨日は体調が悪くてホテルにいました。今日は体調が回復したので、今週に備えて準備が出来ているところです。」

ニック・ハリス

「マルクありがとう。それではヴァレンティーノ。オーストラリアでは見事な走りでした。残り2戦は表彰台を狙っていくということでしたが、今週のプランは?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

f:id:teletele916:20161028221227p:plain 「フィリップアイランドでのレースは本当に楽しかったですね。日曜は本当に調子が良くて、後ろから追い上げていきました。高い集中力を持って、しっかりとしたペースでオーバーテイクをする必要がありますし、ああいうのは大好きです。ただレース後半は強さが足りなかったと思います。オーストラリアでカルに追いついて抜こうとしたんですが、彼のほうが強かったですね。ただレース自体は良いレースでした。今からは残り2戦に集中する必要があります。セパンはいつも素晴らしいトラックですし、大好きです。大きな問題は気温ですね。シーズンの中でも最もタフなレースです。トラックのアスファルトも新しくなっていますから、タイヤにとってどうかというのは常に疑問となります。レイアウトも特に最終コーナーが変わりましたし、グリップが良いことを祈るばかりですね。ただ言っていたように集中力を高く保って、練習走行の段階からレースを見据えてセットアップをすること、表彰台を目指していくことだと思います。」

ニック・ハリス

「ヴァレンティーノありがとう。それではマーヴェリック。オーストラリアでは表彰台を獲得しましたが、今回は予選順位を良くする必要がありますね。あなたは13位から、ヴァレンティーノは15位からの追い上げとなりました。」

マーヴェリック・ビニャーレス

f:id:teletele916:20161028221248p:plain 「ええ。予選は本当に悲惨でした。ここでは予選を良い形にして、1列目、最低でも2列めからスタートしたいと思います。後はレースで全力を尽くしたいですね。残りスズキで2戦。スズキに再び表彰台をもたらしたいと思います。」

ニック・ハリス

「ここでは125cc、Moto2と良い結果を残しています。」

マーヴェリック・ビニャーレス

「ここは速く走れるトラックなんですが、昨年は難しかったですね。パワーがなくシームレスもなく、かなりストレートでタイムを失いました。今年はそういう事はないので、レースに向けて全力で挑みたいですね。」

ニック・ハリス

「3週間で3戦の最後で、またここはタフなトラックですが、誰にとっても大変でしょうね。」

マーヴェリック・ビニャーレス

「オーストラリアはとても寒かったですから、その後にここに来ると疲れますね。肉体的にもバイクにも厳しいサーキットと言えます。レースでは100%で挑みたいですね。」

ニック・ハリス

「マーヴェリックありがとう。それでカル、オーストラリアでの勝利がありました。新しい路面はどうでしょうか?」

カル・クラッチロー

f:id:teletele916:20161028221321p:plain 「自分が走った次の週は酷いコンディションで、路面から水が滲み出ていたんですが、彼らが直せたのかどうかはわかりません。自分がテストした時は3台しかバイクが走っていなかったので、路面は汚く、タイムも昨年からは大きく離れたタイムでした。WSBKのタイムが上がっていましたから、グリップは良いんだと思います。テストした時はあまりしっかりとした走行が出来なかったので、テストが楽しみです。週末を通じて良い天気であって欲しいですね。」

ニック・ハリス

「最終コーナーが変わっていますが、それについては?」

カル・クラッチロー

「妙なコーナーになりましたね。ブレーキングポイントは同じなんですが、アクセルを開けるのを結構待つ必要があります。F1もバンクを見失ってアウト側にはらんでしまうというのを見ました。コーナー進入に色々なラインを試してみようと思いますが、最終コーナーは弄る必要が無かったと思っているんですけどね。」

ニック・ハリス

「フィリップアイランドの後は色々と飛び回っていました。」

カル・クラッチロー

「大変でしたね。先週の後は空港のホテルでルーシーとウィローと合流して、ジャカルタにカストロールのイベントで行き、火曜、水曜と過ごし、昨日の夜に帰ってきました。忙しいスケジュールですけど、ようやくレースウィークに集中出来ます。」

ニック・ハリス

「カルありがとう。反対側のアンドレア・ドヴィツィオーゾ。こうして3連戦というのはタフですよね。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

f:id:teletele916:20161028221350p:plain 「タフですけど、セパンのような素晴らしいトラックを訪れる事が出来るのは嬉しいですね。皆このトラックが好きだと思いますし、MotoGPバイクだとなおさらですね。パワーをフルに使うことが出来ます。気温と天候で制限される部分はありますけどね。ベストな形で挑みたいと思います。」

ニック・ハリス

「長いストレートはDucatiにとっては優位なポイントですね。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「そうですね。ただグリップによる部分はありますので、コンディションに興味があります。というのも過去はここではグリップが得られなくて苦労した事がありますからね。グリップが良くて、過去3戦で成し遂げた性能向上を発揮出来れば良い週末に出来るでしょう。」

ニック・ハリス

「あと2戦ですけどアップダウンの激しいシーズンでした。日本では2位、オーストラリアでは4位というのは素晴らしいですね。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「過去数戦に関しては満足しています。アラゴンから少し向上した部分があって、レースではタイヤに問題がありましたけど、テストからは表彰台に近い所で走れるようになりました。それに関して嬉しく思っていますし、ここで表彰台を獲得することは自分達のゴールでもあります。」

ニック・ハリス

「ドヴィありがとう。それでは反対側のイアンノーネ。まずは背中の具合について、そしてドクターはなんと言っていましたか?」

アンドレア・イアンノーネ

f:id:teletele916:20161028221410p:plain 「まずはこの世界、パドックに戻ってこれた事を嬉しく思います。本当に恋しかったです。コンディションは良くなっています。ミサノに比べるとね。ただ100%ではありません。ドクターとは良く話あっています。ただドクターによると完治するのには2、3ヶ月かかるということです。ただ自分のバイクやチーム恋しいので戻ってきました。ベストを尽くしますし、自分にとって最後のDucatiとのレースを楽しみたいと思っています。セパンの週末は気温や自分のコンディションを考えると難しいでしょう。練習走行でステップ・バイ・ステップで良くしていこうと思います。良い結果を残したいですね。」

ニック・ハリス

「本当に乗れるのかどうかは、明日あなたがバイクに乗って初めてわかるというところでしょうか。」

アンドレア・イアンノーネ

「明日はバイクの乗ってどのようなフィーリングなのかという面で興味深いでしょう。自分のコンディションもわかりますしね。」

ニック・ハリス

「アンドレアありがとう。それではフロアからの質問をどうぞ。」


Q

「過去数戦はマルケスの次にポイントを獲得しているわけですが、これが来年HRCからさらにサポートを受けることに繋がると思いますか?」

カル・クラッチロー

「わかりません。正直今のままで十分なんですよ。技術的には高いレベルにあるし、自分がそれについてどうこうというもんでも無いと思います。バイクは高いレベルにありますし、フィリップアイランドでは何もかけているものはないというのが見て取れました。それにいつも言っているように、マルクをうちのバイクに乗せたら同じタイムで走るでしょう。もちろん後半戦は良い仕事をしていると思いますよ。前半は別としてね。」


Q

「来年からのダッシュボードメッセージシステムは既に試しましたか?またマレーシアはインドネシアに近いですが、インドネシアでレースをするという事に関してはどのように思いますか?」

マルク・マルケス

「システムについてはまだ話あっている段階です。あるライダーは賛成、あるライダーは反対しているような状態です。ただ個人的には反対です。既にピットボードなどがあるわけで、そういったシステムは安全のためだけに関するものとしたほうが良いでしょう。インドネシアに関してはいつも行く度に多くのファンがMotoGPを応援してくれています。インドネシアでもレースが出来たら良いでしょうね。ただ問題はサーキットです。ちゃんとしたサーキットがあればレースを開催するに足りると思います。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「システムについてはいずれにしても大きな話ではないと思います。自分はオープンな考えでいます。安全のために何かメッセージが表示されるならそれでいいと思います。インドネシアはMotoGPの人気が高まっていて特に昨年は凄かったですね。ただ良いサーキットが必要です。96年と97年にレースしましたが、その時のトラックは古くて危険なトラックでした。ですから良いトラックが出来れば、自分達が走ることもあるでしょう。」

マーヴェリック・ビニャーレス

「システムについてはピットボードがありますし、このスポーツはそもそも孤独なスポーツです。レッドフラッグだとか、1ポジションダウンだとかに関して表示されるのは良いと思います。インドネシアはファンの熱量が凄いですね。マルクが言うように良いトラックがあれば、レースをするのは素晴らしい事だと思います。」


Q

「オーストラリア戦で何事も不可能はないということを証明したと思います。カルは2勝目、ヴァレは13位から2位(※質問者が間違っていますが、15位からです。)ビニャーレスは13位から3位へ。マシンの向上もあると思いますが、タイヤについて来年はどのようになると思いますか?」(※というような意味だと思いますが、おそらく現地出身?の質問者の英語の訛りがひどすぎて、ほぼ意味不明です。)

ヴァレンティーノ・ロッシ

「ふっ(笑)いやはや。。頑張りますね。(※会場爆笑、横でマルケス選手とビニャーレス選手、顔を見合わせて爆笑。カル、イアンノーネ、ドヴィもニヤニヤ。 ※上記の通り、質問者の英語の発音がメタクソで、もはや何を言っているかわからない。。)フィリップアイランドの結果というのは独特のものだったと思います。金曜、土曜と状況が一瞬で変わってしまっていました。普段は遅い選手が正しい戦略と正しいタイヤを選んだおかげで前にいて、速いライダーがアンラッキー、もしくはタイヤ選択のミスで後ろにいるという状況もありました。ですからこうした理由もあっていつもよりもオーバーテイクが多かったんです。通常のレースであればこうした事は難しいですから。ミシュランに関しては自分はハッピーですし良い仕事をしていると思います。ただまだ向上が必要な部分はあります。素晴らしいパフォーマンスのサーキットもありますが、タイヤの安全性を高める必要もあると思います。今年は例年よりもミスをしやすかったり転倒が多いですからね。練習走行においては特にそうです。これは安全上の理由からも誰もが望んでいないことです。ただいずれにしても1年目に関しては問題ないでしょう。」

カル・クラッチロー

「マジでマルクに聞いてよ。彼なら答えられるでしょ(笑)ミッション・インポッシブルという言い方をしましたけど、そんなことは無いと思いますよ。グリッドにいる全ての選手には優勝のチャンスがあるんです。それにヴァレとビニャーレスのスタート順位を考えると素晴らしい走りでした。というのも世界で最速のライダー達を抜いていくんですから簡単なことではありません。自分は良い位置からのスタートだったのでラッキーでした。自分はスタートは良くなかったんですけど、良いペースでプッシュすることが出来ました。タイヤに関してはミシュランの今の仕事に満足しています。各メーカーやライダーに合うタイヤを用意するのは難しいでしょうからね。ただ未だにフロントの限界を掴みやすくするということは必要でしょう。このフロントタイヤのせいで今年は怪我人も出ていますから、自分達はライダーとしてミシュランとハードに取り組んで行く必要がありますし、正しいフィードバックを返す必要があると思っています。リアタイヤに関しては互いに協力して向上させて行くことは出来ると思いますが、今のままでも安全だと思います。」

マーヴェリック・ビニャーレス

「妙なレースでしたね。日曜は晴れて全てが通常のコンディションでレースとなりました。いつもは遅いライダーが前にいた事で、13位から3位、15位から2位といった事が可能になったんだと思います。通常の週末であればもっともっと難しいでしょう。ミシュランは自分は良い感触を感じていて、良い仕事をしていると感じています。1年目ですしね。いつも何を改善出来るかといった事を話あっていますけど、来年はさらに良くなると思いますよ。」


Q

「残り2戦でこのところヤマハは勝利がありませんが、セパンとヴァレンシアのどちらが優勝の可能性があると思いますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「なんとも言い難いですが、自分達はどこでも戦闘力が高いと思います。レース週末は何が起こるかわかりませんから、それによって有利なることも不利になりこともあります。どちらのレースも可能性があると思いますけど、いつだって難しいものです。重要なのは集中してしっかりと作業をすることです。」


Q

「フィリップアイランドで土曜と日曜に新しいエンジンを使用したようですが、これはフィリップアイランドのレースにおいて最も重要なことだったのか、また新しいエンジンと3戦戦った後のエンジンの違いを教えて下さい。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「新しいエンジンは基本的にレース、予選に使用します。その後は普通にユーズドのエンジンを使うんです。それでそのエンジンを使用可能距離まで使用します。違いに関してはそこまで大きくはないですね。最初の500kmはパフォーマンスの違いを感じますが、それ以降は殆ど変わりません。ですから皆新しいエンジンをレースに使おうとするんです。それによってある程度助けになることもあるんですよ。」


Q

「テック3で3年レースをして6度表彰台を獲得しました。ただ勝利はありませんでした。しかしルチオと一緒にやってきて既に2勝しています。これはホンダからのサポートのほうがヤマハより手厚いということですか?」

カル・クラッチロー

「どのメーカーでも最高のサポートを受けてきました。ヤマハではヴァレやホルヘが前年に乗っていたバイクを使用させてもらいました。ホンダは年の始めに新しいパッケージを組んでそれを使用するため、バイクとしては非常に近いんです。どこのメーカーからのサポートが厚いとかそういったことはまったくありません。テック3の表彰台の回数と、ルチオとホンダとの成績が既にほぼイコールになっていることに関しては、自分がより長くMotoGPバイクに乗って、より長くバイクに乗っているからだと思います。来年はもっと良くなるかもしれません。」


Q

「マルケスとロッシに質問です。あのレースからほぼ一年が経過しました。あの出来事がいかにライダーとしてあなた達を変えたんでしょう?」

マルク・マルケス

「確かに変化はありましたがプロフェッショナルとして対処していますし、1年経ちましたけど、自分の意見は変わっていません。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「ええ、自分もマルクと同じ意見です。」


Q

「勝利は難しいと語っていましたが、何が足りないのか?またスズキとここ数戦接近戦を演じていますが、スズキはシーズンを通じて成長しましたか?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「確かに勝利は難しいですね。オーストリアではイアンノーネと素晴らしいバトルがありましたが、自分のタイヤ選択はイアンノーネほど良いものではありませんでした。アッセンではヴァレンティーノと激しいバトルをやりすぎて2人共転倒しました。ただ過去に比べて優勝には近づいていると思います。ただ未だに結果に結びついてはいません。スズキに関しては、自分が乗ったことが無いバイクについて分析するというのは常に難しいんですよ。競争力は高く、バランスも良いように感じます。過去2戦とも2人のファクトリーライダーがフロントで走っていました。つまりバイクのベースの性能が高いようだということです。ただ自分の経験ではバイクのネガティブなポイントを外から判断するのは難しいですね。ポジティブな点はわかりやすいんですが、ネガティブな点はそうではありません。ですからバイクに乗らない限りはわからないんですよ。良いバイクだと思いますし、ライダーのレベルも高いですね。アレイシは速いしマーヴェリックはとても強いライダーです。バイクがどれだけ良いのかというのは、いつも理解するのが難しいんです。」


Q

「先週マルケスが昨年の出来事が自分を強くしたと語っていますが、この経験はあなたにとって何か向上をもたらしましたか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「正直わかりません。」


Q

「ドヴィすいません。質問の答えをもらっていませんでした。優勝に足りないのは技術的なものなのか、具体的に何でしょう?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「今年に関しては実際のところ優勝の可能性があったのはオーストリアのみです。過去2年間で自分達のバイクは良くなって表彰台を獲得出来るまでになりましたが、実際のところ毎戦勝利は出来ていないわけです。今年はタイヤも異なりますし、多くの異なるライダーが今年優勝しているというのもあると思います。ただ未だにバイクに足りないところがあるんです。そして自分にも足りない部分があるんです。自分が戦っているライダー達はMotoGPでも何度もタイトルを獲得している選手達ですからね。自分達は自分達のレベルを把握していますが、勝てない理由というのはいつも色々なものが混ざった結果なんです。自分に足りない部分もありますが、そこまで離されているとも思いません。自分の力で優勝出来ると思っていますし、バイクに関しても同様です。今年、昨年のヤマハ、ホンダのように毎戦優勝争いが出来るバイクではありませんが、近くまでは来ています。」


Q

「日本では残りのレースでもう少しリスクを冒していくと語っていましたが、マニュファクチュアラーズタイトルもチームのために重要だと感じていますか?」

マルク・マルケス

「タイトルを獲得すると自信が得られるんですが、おそらくフィリップアイランドでは自信がありすぎたんでしょう。他のシチュエーションでは試さないような事を試してしまうものなんです。フィリップアイランドでは2014年に犯したのと同じミスをしてしまいました。ですから注意している必要があります。ボックスに帰った時は本当にガッカリしていました。マニュファクチュアラーズチャンピオンシップを良い形で進める事が出来たはずだったんですからね。ヤマハと戦っていて、ダニがいない状況で、彼はいつも多くのポイントを獲得してくれる選手ですのでね。ですからホンダとチームのために努力しようと思います。」


Q

「家でレースを見るというのはどういう心境なんでしょうか?」

アンドレア・イアンノーネ

「ライダーにとって家のTVでレースを見るというのはたまらないですね。痛みでバイクに乗れずトレーニングも出来ず、ファンやチームなど多くの人が自分を待っているという状況は最悪ですよね。」


Q

「フィリップアイランドではヤマハがシーズンスタートから大きく進歩していないことが問題だと語っていました。フィリップアイランドのレースの後にロレンソはエレクトロニクスの面で進歩していないと語っていましたが、これには同意しますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「それもあり得ると思いますね。常にパッケージ全体について作業をする必要があるんです。ヤマハもシーズン中は常に何かしら新しいものを持ち込んでくれます。今年に関しても過去2年と変わっていないと思います。ただ、今年はパフォーマンスが向上していないんです。開幕の時とほとんど同じレベルなんですよね。エレクトロニクスに関してはどのメーカーも常に向上させている部分ですからね。ですから同じレベルに留まっていては不利になるのも仕方ありません。ハードに働く必要があると思いますし、残りの2戦に集中して、ヴァレンシアの後は何かしら新しい事が試せると思います。その時点から来年について考える事が出来ると思いますよ。」


Q

「WSBKでのレイとサイクスのタイトル争いについてどう思いますか?」(※この質問者も英語の訛りがひどく、聞き取りにくいです。)

カル・クラッチロー

「誰と誰だって? ああ、なるほど。ええと、良いバトルをしていると思いますよ。基本的には勝負はついたと思っています。ジョニーが勝利出来る可能性がある唯一のライダーでしょう。彼はあと14位とかを獲得すればチャンピオンシップ優勝出来るわかですからね。接近戦ではありましたけど、ジョニーのほうが常に強かったですよね。チームメイトのバトルを見ることが出来るのは良いもんです。」


Q

「家でレースを見ていてどのように感じましたか?」(※上記の質問をしたのと同じ質問者のため、英語の訛りが酷い。。)

アンドレア・イアンノーネ

「家でなんだって?」

Q

「家でレースを見ていて感じた事は?」

アンドレア・イアンノーネ

「家で練習素行やレースを見ていると理解出来る事もあるんです。前のレースではマルクとカル、ヴァレがとても強かったですね。ただ家で見ているこちらとしてはハッピーではないですよね。」

ニック・ハリス

「以上ですか?皆さん長いプレスカンファレンスでしたが、ありがとうございました。」