★フィリップアイランドテスト3日目 ペドロサ「エレクトロニクスを向上させられた」
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マルケス選手同様にエレクトロニクスにおいて大きく進化を遂げたと語るペドロサ選手。カタールではヤマハと同様のレベルまでにバイクを仕上げられるでしょうか。
オーストラリアでの最終日はダニ・ペドロサにとってはエレクトロニクスの大きな進歩の機会となった。フィリップアイランドでは3日間雨模様の中でのテストとなった。雨は3日間様々なタイミングで降ったが、レプソルホンダとダニ・ペドロサは金曜日は主にユーズドタイヤを使用して作業こなした。
このテストでエンジニア達は、ホンダのバイクがレース終盤でどのような挙動を示すかのデータを得、このデータは開発の為に日本に送られた。ペドロサは最高速タイムは狙わず、セパンテストでは苦戦したMagneti Marelliのエレクトロニクスパッケージの作業を進め、大きな進歩を遂げた。
ベストタイムとなる1:29,606は最終日に記録したもので、これは総合で8位、2位タイムを記録したチームメイトのマルケスから0.5秒以内のタイムだった。ペドロサとチームはシーズン開幕前のテストとなるカタールテストにおいて、3/2に再び合流する。
ダニ・ペドロサ
「今日は難しい1日でした。今朝は昨日の朝に見つけたセットアップを向上させる事が出来ず、タイムが悪化してしまいました。今日はユーズドタイヤをずっと使用し、多くの周回の後にバイクがどのような挙動を示すかを確認しました。午後に雨が降ったあとは少しペースが上がったものの、まだまだ多くの作業が必要でした。重要なのはマレーシアの後に大きくエレクトロニクスを向上させる事が出来たことです。カタールのテストでは、バイクのセットアップにおいて大きく進化する事が出来るのではないかと考えています。そこには新しいコンパウンドのフロントタイヤも持ち込まれるでしょうしね。」