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★2015鈴鹿8耐 ポル・エスパロガロ「物凄いレースだった」

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ポル・エスパロガロ選手はスミス選手と同様に初の鈴鹿のはずですが、いきなりラップレコードを塗り替えてしまいましたね。ヤマハの優勝も素晴らしいですが、レースファンとしては不仲説も飛び交っていたテック3で共に走る2人が、今回を期に一気に仲良くなったようなのが嬉しいですね。2人にとっては、今後のMotoGPでヤマハファクトリーを担うのが自分達であるということを、対外的にもヤマハの上層部にもアピールする素晴らしい機会になったのではないでしょうか。

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ヤマハファクトリーレーシングチームは1996年以来始めて鈴鹿8耐の表彰台のトップに帰ってきた。完全新型のYZF-R1が登場した今年2015年。ヤマハは2人のMotoGPライダーを含むチームでタイトルの奪還にかけてきた。

ポル・エスパロガロはモンスターテック3ヤマハのチームメイト、ブラッドリー・スミスと日本スーパーバイク選手権の伝説的存在である中須賀とともに鈴鹿に挑んだ。エスパロガロ自身は耐久レースの経験が無く、スーパーバイク自体の経験もほとんどない状態だった。

 

ヤマハファクトリーレーシングは、予選でエスパロガロが記録した2’06.000の新ラップレコードにより、ポールポジションからのスタートとなった。エスパロガロのレースペースも素晴らしいもので、他のチームが苦戦する中、十分な余裕を持って2’09秒台で周回した。エスパロガロは二番手のスミスに30秒のストップ&ゴーペナルティを与える原因を作ってしまったが、彼らはすぐにその30秒を挽回して第38回の鈴鹿8耐を制した。

ポル・エスパロガロ

「最高に嬉しいです。信じられないようなレースでした。自分のミスでチームメイトに迷惑を欠けて申し訳なかったと思っています。ストップ&ゴーペナルティを食らってしまって、1分近くを失ってしまいました。チームメイトは本当に最高の走りをしてくれました。とんでもないスピードでしたね。自分が走行した時はそれこそ200%で走りました。ヤマハが今回ファクトリーとして長い年月の後にこの結果を達成出来たことは本当に素晴らしいです。中須賀さんとブラッドリーを本当に誇りに思います。ブラッドリーとはMotoGPで同じパドックですけど、友人としてそこまでいつも多くを語りあっているわけではないんです。ですから今週は自分たちにとっても物凄く良い経験になりましたね。鈴鹿8耐を共に戦って勝利した素晴らしい友人が2人出来ましたよ」

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