★ホルヘ・ロレンゾ 「2015年シーズンはワールドタイトル獲得を目指す」

今年は怪我の回復ではなくトレーニングに専念してシーズン開幕を迎えられるということで、ロレンゾ選手気合入ってますね。流れるような美しいライディングスタイル、フォームは、ある意味マルケス選手とは対極の完成形とも言えるロレンゾ選手。個人的にスズキ以外の選手の中では、最も応援している選手だけに楽しみです。

Movistar Yamahaのホルヘ・ロレンゾは、マドリッドで行われたチームのプレスイベントで、冬期休暇中は2015年に向けて今までになくハードにトレーニングを重ねてきたと語った。2013年の冬期休暇中の3度に渡る手術は2014年シーズン前半のパフォーマンス低下に繋がったが、今回は怪我の回復を心配する必要のない冬期休暇となった。

ホルヘ・ロレンゾ
「この冬ほどハードにトレーニングしたことはありません。調子は良いですし、昨シーズンは非常に良い終わり方でしたね。今年は毎戦表彰台に上がりたいと思っていますし、今シーズンの終わりにどのポジションにいるかが楽しみですね。2013年冬は手術のせいでかなりフィジカルの強みを犠牲にしました。多くのエネルギーを使いすぎたと言えます。でもこのことで冬の間にもっともっと準備をしなければいけないということも同時にわかりました。昨年はこうしたミスをしましたが、自分は二度と同じ過ちは繰り返しません。」

「2015年に向けては昨年よりも明らかに調子が良い状態ですね。とにかくハードにトレーニングを続けて来たんですよ。今現在はAndorraから戻ってきたばかりで、山間部でずっとスキーをしてトレーニングしていました。MotoGPクラスに昇格してから、過去にこれほどまでに調子が良かった事は無いと思いますよ。セパンテストに向けて準備は万端ですし、自分の弱点を克服すべく準備してきましたからね。」

「昨シーズンの後半は非常に良かったと言えます。ほとんどのポイントをシーズン後半で獲得しましたが、結局終わってみればランキング3位という結果でした。マルケスがとにかく強かったですし、ヴァレンティーノがあそこまで強いとは思ってもみなかったですね。2014年シーズン後半の強い走りを2015年も続けていかなければなりませんし、2014年よりももっと勝利数を増やさねばなりません。ワールドタイトルに向けて勝利を重ねたいですね。」

「今年は新型M1にかける期待は大きいですね。2014年シーズン後半は常に表彰台をかけて戦えましたし、今年はそれがシーズン前半から発揮出来ると確信しています。ヤマハも自分も1つのシンプルな目標であるワールドタイトル獲得に向けて全力で挑みます。昨年は色々な事が起きましたが、それらの出来事を犠牲にして多くを学びました。カタールでのシーズン開幕が待ち遠しいですね！」

MotoGP News - Lorenzo ‘never trained so hard’ ahead of MotoGP 2015