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★MotoGP2014 日本GP 決勝後プレスカンファレンス全文翻訳

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台風が心配されていましたが、無事に終わった日本GP。マルケス選手が総合優勝を決めて2014年のワールドチャンピオンとなりました。

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ニック・ハリス
「マルケスとヴァレンティーノが後ろから追い上げてきていたものの、ほとんど完璧と言えるレース運びでしたね。」

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日本GP決勝1位 ホルヘ・ロレンゾ
「そうですね。後ろのライダー達が皆それぞれに競いあっていたから大変なレースでしたね。マルケスはチャンピオンシップを考えると少なくとも2位には入らないとまずかったわけですし、ヴァレンティーノは自分とのポイントを気づきたかっただろうし、ダニも同様だっただろうし。最初の2周はヴァレンティーノが凄く速かったんですが、その後少しスローダウンしたので彼を素早く抜きにかかりました。おそらくマルケスは少し速いだろうし追いついてくると思ったのでね。ですからトップでギャップを広げようと走りました。これだけライバルがいる中で彼らを抑えて優勝出来たのは非常に嬉しいですね。」

ニック・ハリス

「アラゴンとはまた違う形で、今回は完全にストレート勝ちという勝利でしたね。」

ホルヘ・ロレンゾ
「アラゴンはリヤタイヤにハードを選んだせいで戦闘力が低かったんですよ。そこから改善できたので良かったものの、雨があれだけ降ってライバルがリタイヤするのは予想外だったので、ちょっと予期しない勝利ではありましたね。でも今回は勝利するために戦ったと言えるレースでした。1周目は特にオーバーテイクが難しいですし、最終的に自分が思っていたようなレースが出来たので良かったですね。」

 

ニック・ハリス

「チャンピオンシップで言うとヴァレンティーノとダニと2位争いになるわけですね。」

ホルヘ・ロレンゾ
「ええ。チャンピオンはマルケスだけですからね。後は2位を誰が獲得するか。今年は同じレベルのライダーが3、4名いるわけですから面白い戦いになるでしょうね。コンスタントにポイントを獲得してミスが少ないライダーがチャンピオンシップで2位になるでしょうね。」

 

ニック・ハリス
「ロレンゾおめでとうございました。それでは次にマルク・マルケス。素晴らしいレースでしたね。最終的に2位でしたが、ヴァレンティーノのお陰で大変なレースになりましたね。」

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日本GP決勝2位 マルク・マルケス
「今日はヴァレンティーノとダニの前で完走することだけを考えていました。今日はレースの序盤は自分らしいアグレッシブな走りが出来ませんでした。慎重になりすぎていたせいで最初にいきなり順位を落としてしまいました。ミサノとアラゴンで続けてミスを犯した事で、またミスを重ねるわけにはいかないという心理になってしまっていたんです。最後になってヴァレンティーノとダニに集中してレースが出来るようになったんです。自分のほうが少しペースが速かったかもしれませんでしたけど、最終周は100%の力で走行していました。ホンダのホームサーキットでタイトルを決めることが一番重要な事だと思っていました。」

ニック・ハリス
「今日は家族にとっても素晴らしい日ですね。」(アレックスもMoto3クラスで優勝)

 

マルク・マルケス
「そうですね。弟のレースの後は凄くナーバスになってしまったんです。自分は自分のレースに集中するだけなんですけどね。最終的にこういう結果になって嬉しいですね。チーム、家族、ホンダ、自分に自信を与えてくれた皆に感謝したいですね。」

ニック・ハリス
「ありがとうございました。後でじっくりと総合優勝について伺います。それでは次にヴァレンティーノ・ロッシ。マルケスにここでタイトルを決めて欲しくないようなレース運びでしたね。(笑)」

 

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ヴァレンティーノ・ロッシ
「マルケスのポイントのリードはあまりにも大きいので彼がどのみちチャンピオンになるわけだけど、それを少しでも先延ばしにできたらなと思ってね。ペドロサも最後は後ろに迫ってきていて、彼のほうが少しペースが良かったから最大限の力で走りました。マルケスに最後追いつこうとしたんですけど少し足りませんでしたね。ホルヘも言っていたように、今日に関してはシーズンの中で最もハイレベルな戦いだったからこの結果には満足しています。最初から最後まで去年のラップレコードに近いタイムだったし、誰もミスをしなかったですね。最後の最後までレースペースが落ちなかった中でホルヘやマルケスに付いていけたのは素晴らしかったと思いますが、まだまだ彼らに追い付くには足りませんでしたね。」

 

ニック・ハリス
「素晴らしい走りでしたね。ポイントでついにダニと並びましたね。」

ヴァレンティーノ・ロッシ
「ええ。ただ2位を獲得する可能性のあるダニ、ホルヘも素晴らしい走りをしていますし、非常にハイレベルな戦いになると思います。その中でも特にホルヘが強敵になるでしょうね。もちろんダニも速いですけど、ホルヘはこのところ凄く調子が良いですから。ただ最後まで最大限の走りをしたいと思っています。」

 

ニック・ハリス
「最後にマルケスの総合優勝についてどう思いますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ
「まずはおめでとうと言いたいですね。彼は様々なコンディションの中で勝利を重ねてきたし、ほとんどミスもしてこなかったしね。去年と比べても凄く成長してますね。」

ニック・ハリス

「ヴァレンティーノありがとうございました。それではフロアからの質問をどうぞ。マルケスには後でじっくり聞くので、ヴァレンティーノとホルヘに関する質問をお願いします。」

 

Q
「ホルヘに質問です。マルケスの今シーズンの走りをどう見ますか。」

ホルヘ・ロレンゾ
「ほぼ完璧ですね。ミスと言えばアラゴンとミサノくらいですね。その他はずっとハイレベルな走りをしてますね。アグレッシブだけど非常にコンスタントな走りをしていますね。去年はかなりクラッシュしていたけどね。去年は自分やダニの怪我に結構助けられた優勝だったとは思いますが、今年に関してはチャンピオンに相応しい素晴らしい走りだったと思いますよ。」

 

Q
「今年の最初のシーズンはどの程度後悔していますか?」

ホルヘ・ロレンゾ
「後悔はしていません。過去のことは変えられませんからね。現在とこれから起きることに集中しています。シーズンはじめはブリヂストンのタイヤも、ヤマハのマシンも今ほど戦闘力がある状態ではありませんでした。自分のフィジカルも良くなかったですしね。徐々にマシンもフィジカルもメンタルも上向きになってきて今の状態があるわけです。ですから今の自分と自分のバイクのレベルには満足していますし、ヤマハのエンジニアが2015年に向けて良い仕事をしてくれることを願っています。」

 

Q
「ホルヘとヴァレンティーノに質問です。マルケスはアグレッシブでミスが少なかったということですが、自分自身とくらべてどうでしょうか。あなた達もアグレッシブなライダーなわけですし。」

ヴァレンティーノ・ロッシ
「自分からするとマルケスは去年よりも素晴らしい走りをしていると思いますね。マルケスは最初から何もかもが速いライダーなんですよね。去年の最後に思っていたのはルーキーシーズンの今年から来年にかけてどこまで速くなるかということだったんですよ。なぜなら素晴らしいライダーというのはルーキーのシーズンから次のシーズンにかけて物凄く成長するものですからね。ありがたく無いことに彼はしっかりと成長してしまいましたね。スピードの部分はそれほど変わっていませんが、ライディングスタイル、どうバイクを使うか、どうブレーキをかけるか、どう加速するかという点が大きく進化しました。」

 

「相変わらずアグレッシブではあるけど、去年よりもそのアグレッシブさを自分でコントロール出来ているように感じますね。去年はかなりリスクを冒している時がありましたけどね。彼は今の年齢で自分が21だった時よりも多く総合優勝してますし、自分が21の時は500ccで優勝出来るか疑問をもっていたので、彼のほうがアドバンテージがありますね。将来的に彼がこのアドバンテージを失って自分よりも総合優勝の回数が少ないままに終わることを願っているけど、わかりませんね。」


ホルヘ・ロレンゾ
「彼とは完全にスタイルが違いますからね。自分はヴァレに近いんですよ。彼のほうがもっと遅くまでブレーキをかけてブレーキ自体も強力ですけどね。自分のほうがコーナリングスピードが高いんですが最終的にはかなり似ていると思います。自分はコーナリングスピードのためにいくつかのコーナーを犠牲にする場合もあるんですよ。自分のほうがブレーキング自体も正確でしょうし。マルケスはもっとアグレッシブで体と体がぶつかるバトルに強いですね。ですから非常に抜くのがやっかいなんです。それにバイクも違いますからね。ケヴィン・シュワンツとエディー・ローソンみたいな感じですよね。誰のスタイルが一番良いのかというのは、後の時代にならないとわからないでしょうね。」

 

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