★MotoGP2017 ドヴィツィオーゾ「ウイングなしだと安全性が下がる」
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インタビューの内容からしてどうやら初日テストの後のようですが、ドヴィツィオーゾ選手としてはウイングレットなしのGP16のライディングは安全性が低くなったと感じたようです。このあたりはジジ・ダッリーニャもシーズン中に同じ事を話していましたが、クラッチロー選手はこの主張に対しては否定的な立場を取っているようです。
(Photo courtesy of michelin)
自然と全ての目はDucatiガレージにいるホルへ・ロレンソに注目していたが、ガレージの反対側のアンドレア・ドヴィツィオーゾは既に来シーズンに備えていた。ドヴィツィオーゾは新しいバイクをバレンシアでテストし、将来の開発に向けていくつかの示唆をしていた。
Q
「アンドレア、ホルへが初日3位だったのには驚きましたか?」
アンドレア・ドヴィツィオーゾ
「イエスでもありノーでもあります。彼はチャンピオンですし、何も学ぶ必要はありません。彼がこれほど速く適応したことに関して驚きはありません。彼は良いベースがありましたし、自分達のバイクには特にこれといった制限はありません。彼は速いですしね。それに今日のタイムは特にこれといった意味はありませんよ。それぞれのライダーが違った事をしているわけですから。」
Q
「あなたの場合は?」
アンドレア・ドヴィツィオーゾ
「この2日は重要でした。自分達にとっては年内最後のテストですからね。まずはGP16でテストを始め、新しいバイクを試しました。こちらの新型でタイムを向上する事が出来ました。」
Q
「一番の大きな違いは?」
アンドレア・ドヴィツィオーゾ
「エンジンは低速でスムーズなパワーデリバリーとなり、フレームは調整幅が広くなりました。残念ながら十分なタイヤが無かったので、ある程度のテストしか出来ませんでした。」
Q
「新しいシャーシはコーナーの中でもアンダーステアという問題を解決するに至ったのでしょうか?」
アンドレア・ドヴィツィオーゾ
「セッティングに関してはまだ何もテストをしていないんですよ。去年のセッティングをしようしています。ネガティブなポイントがないというのを確認したのは重要でした。」
Q
「来年はウイングなしですね。」
アンドレア・ドヴィツィオーゾ
「今日はGP16をウイング無しで乗ってみましたが大きく違いました。バイクの安全性が下がって、加速時にフロントが軽くて、ブレーキング時にタイヤがロックしやすくなりました。」