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気になるバイクニュース。

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★MotoGP2016バレンシアGP 木曜プレスカンファレンス翻訳

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最終戦バレンシアの木曜プレスカンファレンスの翻訳です。今回はカピロッシ選手の永久欠番が発表され、マルケス選手が「今週もタイトル獲得を目指していきます。」と大ボケをかました会見でした。ペドロサ選手の復帰、ロレンソ選手はヤマハを去ることについて話など、全体期に温かい雰囲気でのプレスカンファレンスでした。 f:id:teletele916:20161112021211p:plain

ニック・ハリス

「それではプレスカンファレンスの前にロリス・カピロッシのナンバー65の永久欠番に関するセレモニーを行います。125cc、250ccでチャンピオンを獲得。そしてMotoGPではDucatiにおいて素晴らしいライディングを見せてくれました。今回のゼッケンナンバー65の永久欠番は、彼の3クラスでの素晴らしい栄誉を讃え、ドルナとFIMによって決定されました。(※会場拍手) それではカルメロ・エスペレーターから言葉をもらいましょう。」

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カルメロ・エスペレーター

「みなさん、そしてライダーのみなさんありがとう。このセレモニーは実は5年前から予定されていたものでしたが、この場を設けるのが伸びていたものでした。今回彼の番号は全てのカテゴリーから永久欠番とすることを発表します。ロリスの素晴らしいMotoGPでの功績を讃えるとともに、今年は我々と一緒に働いてくれているわけですが、そのことに感謝を延べたいと思います。モーターサイクルに関わる人々にとってとても素晴らしいことだと思います。ありがとう。」

ロリス・カピロッシ

「何と言ってよいのかわかりませんが、これは本当に嬉しく誇りに思います。1987年にこの65番のゼッケンで始めてのレースを行い、2011年にレースを引退しました。最初にタイトル獲得はフィリップアイランドで、レースを17年と165日続けてきました。常にこのナンバーと一緒でしたが、今回は本当にドルナとFIMに感謝を延べたいと思います。とても嬉しいですし、この日の事は忘れないでしょう。どうもありがとうございました。(※会場拍手)」

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ニック・ハリス

「ロリスありがとう。皆さんもありがとうございました。またドルナとMSMAは25年間共に2016年まで世界選手権を盛り上げてきたということもお伝えしておきます。そのことを祝福して、全てのライダー、全てのチームに特別な記念品が贈られます。今日はこの場にいる6名のライダーに、カルメロ・エスペレーターから贈られます。」

カルメロ・エスペレーター

「ありがとうニック。我々は25年間共にやってきて、ヴァレンティーノはほぼ25年間一緒にやってきていますが(笑)、これは皆さんの素晴らしい協力のおかげです。今回MotoGPクラス、そして全てのカテゴリーのライダー達、メカニックにこの記念品を授与をします。そしてプレスの皆さんも興味があればこの記念品を差し上げます。ただ、それに先駆けてここにいる6名のライダー達に、先にこの記念品を贈りたいと思います。」

ニック・ハリス

「クリスマスのようですね。カルメロ、ヴィト、二人共ありがとうございました。それではこれからプレスカンファレンスを始めます。皆さんプレゼントを片付けてくださいね。さて、最終戦ですが、センターにはマルケス。3レース前に日本の茂木でタイトルを獲得しました。今シーズン5勝、ここでは数回優勝しており、Moto2で2012年グリッド後方から優勝、2014年にMotoGPで優勝し、昨年は2位でした。横にはヴァレンティーノ・ロッシ。チャンピオンシップ2位、今シーズン2勝、過去2戦で2位。バレンシアでは8回表彰台を獲得。2003年と2004年に優勝しています。マルクの左にはホルヘ・ロレンソ。チャンピオンシップ33位、今シーズン3勝し、ここでは4度表彰台を獲得しています。2010年、2013年、2015年に優勝しています。ヴァレンティーノの右にはドヴィツィオーゾ。チャンピオン5位、マレーシアでは優勝をしています。2011年にMotoGPで3位、125ccで2位を2004年に獲得しています。反対側の端にはおかえりなさいダニ・ペドロサ。チャンピオンシップ6位、ミサノで優勝。茂木での転倒の後に3戦を欠場しています。バレンシアでは素晴らしい成績を残しており、125cc、250ccで2回、2008年、2009年、2012年にMotoGPクラスで優勝いています。そして反対側にはエクトル・バルベラ。チャンピオンシップ9位、セパンでは4位を獲得。どんどんMotoGPの表彰台に近づいています。ここでは125ccと250ccで優勝しています。 」

ニック・ハリス

「それではマルク、今シーズンは素晴らしい結果になっていますね。ただ今回は過去2戦よりも良い結果を望んでいるでしょうね。」

マルク・マルケス

f:id:teletele916:20161112021325p:plain 「ええ。過去2戦はタイトル獲得を喜べるような結果ではありませんでしたからね。どうやら毎回コンスタントに走り、全てのレースを完走するというプレッシャーがあるんですよね。ただここは自分が好きなサーキットですし、自分のベストを尽くしたいと思います。過去2戦は日曜に良い結果を残せませんでしたが、パフォーマンスは悪くありませんでした。ですからタイトル獲得を目指して。。」

ニック・ハリス

「すでにタイトルは取っていると思いますが(笑)」

マルク・マルケス

「そう言えばもう、お祝いもしているんでした(笑)」

ニック・ハリス

「確かにプレッシャーは大きかったと思いますが、タイトル獲得という制約から解き放たれて集中力が切れたということでしょうか?」

マルク・マルケス

「ええ。今日は良い天気ですけど、日曜は少し崩れそうですね。レースを楽しんで良い日曜にして、シーズンの最後を楽しみたいと思います。」

ニック・ハリス

「すでにパーティーはスタートしていると思いますが(笑)」

マルク・マルケス

「ええ。これから向かうところです(笑)」

ニック・ハリス

「通うと水曜は大事なテストがありますが、ホンダは2017年型のエンジンやバイクを使用するのか?何かわかっていますか?」

マルク・マルケス

f:id:teletele916:20161112021341p:plain 「火曜と水曜から2017年シーズンが始まるわけで、バイクを良くして行かねばなりません。色々な部分でバイクを良くしていくことが出来ると思いますが、その方法を見つけなければいけません。ただ今週のレースに集中するために、あまりエンジニアと話はしていません。月曜日にテストについての話をしようと思っています。とにかく良い形で2017年をスタートすることが重要だと思っています。冬休みの間にさらに色々と作業を進めていきたいと思っています。」

ニック・ハリス

「マルクありがとう。それではヴァレンティーノ。今年は9人の優勝ライダーが登場し接戦となっていますが、過去2戦では2位を獲得していますね。ただ最後のレースは優勝で終えたいと思っているでしょう。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

f:id:teletele916:20161112021403p:plain 「ええ。もちろんです。シーズン後半は悪くありませんでしたからね。良いレースが沢山ありましたが、残念ながら優勝することは出来ませんでした。ここは自分にはトリッキーなサーキットですので難しい場所です。ですから明日からしっかりと集中して行く必要があります。良い天候を願いつつ、表彰台獲得を目指したいと思います。」

ニック・ハリス

「ドヴィが9人目の優勝ライダーとなるなど素晴らしいシーズンですが、これはタイヤ、それともエレクトロニクスなのか、これが現在のチャンピオンシップの姿なのかどうでしょう?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「色々とな理由があると思います。自分にとって大きな違いとなっているのはタイヤですね。これによってレベルのバランスが変化しています。あとは天候ですね。レインの時もあれば、そこから乾く事も、ドライからウェットになることもあります。ですから今年のMotoGPはグリッドのバイクが全て優勝の可能性があると思います。今年は9人のライダーが優勝しているわけですが、チャンピオンシップにとっては素晴らしいことですね。」

ニック・ハリス

「そしてテストもまた重要ですね。全てのライダーが変わるわけではありませんからね。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「ヴァレンシアはいつも妙なんですよね。こうして2016年のレースをして、1日経つともう2017年が始まるわけですからね。ただその前に2016年を良い形で終えるためにレースに集中している必要があります。火曜からは新しいシーズンが始まるわけですが、自分達のチームは皆新しいバイクを待っているところなんです。もう少し前にテストする予定でしたが、今回のテストに間に合いました。それに多くのトップライダーがバイクを変更して走るわけですから、いつものように面白いことになるでしょうね。」

ニック・ハリス

「ヴァレンティーノありがとう。それではホルヘ。チャンピオンシップ3位でバレンシアでは良い結果を残しています。今シーズン3勝していますが、今週は感傷的な週末になりますね。」

ホルヘ・ロレンソ

f:id:teletele916:20161112021427p:plain 「ええ。どう捉えるかにもよりますが、自分は現実的な人間なので、今週を最高の形で終えることにまず集中しています。ヤマハでの長いキャリアの中でヤマハは多くを自分に与えてくれました。昨年は素晴らしい状態で到着しましたから、良い天候でタイヤが機能すれば、優勝の可能性はあると思いますし、最低でも表彰台を獲得出来るでしょう。」

ニック・ハリス

「ヴァレンティーノも語っていましたが、2016年から2017年シーズンに変わるという事はどの程度難しいのでしょうか?特にあなたの場合はとても大きな変化を迎えるわけです。」

ホルヘ・ロレンソ

「ええ。長年同じ人々、同じバイクでやってきましたから、妙な気分です。そこにきていきなりの変化で新たな事を発見していくわけです。ですけどこれは徐々にということなので、今はあと3日あります。日曜の3時にレースを終えてから、次のバイクの事を考えようと思います。」

ニック・ハリス

「ホルヘありがとう。それではドヴィツィオーゾ。セパンで優勝しましたが、ここでも繰り返すことができますか?もちろんここでDucatiのバイクは難しいと思いますが、誰にもわかりませんよね。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

f:id:teletele916:20161112021440p:plain 「ええ、もちろん挑戦しようと思います。過去にはこのトラックは自分達にはベストと言えるトラックではありませんでしたけど、過去3戦全く異なる作りのトラックで自分達の戦闘力は非常に高かったです。ですから良い形でのスタートが出来ると思っています。タイヤで競争力が変わってしまうので、明日を待つ必要があります。」

ニック・ハリス

「Ducatiにとっては今シーズン1勝という目標でしたが、今シーズン2勝を遂げました。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「ええ。今年2勝したということは自分達にとってとても重要なことでした。ただそれを除いてもシーズンを良い形で終える事が出来てますから、それがとても重要なことです。そして火曜に良い形でテストを行い、良いレベルで作業を進めることが重要です。今年は皆にとってタイヤに関してアップダウンが色々とあったと思います。新しいシチュエーションに対応するのは難しいことですからね。自分達は昨年に比べてステップアップしたと思っています。ヤマハやホンダに近づいてきていると思います。まだ少し離されていますが、またこうして2年間ともに作業が出来るという事を嬉しく思っています。」

ニック・ハリス

「新しいチームメイトと火曜日に作業をするというのは不思議なものですね。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「不思議なものですね。ヨーロピアンチャンピオンシップの頃からのライバルですからね。彼はヤマハしか乗ったことがないわけですから、うちのバイクに乗ってどうなるのかは面白いですね。興味を持っていますし、とても面白いと思います。」

ニック・ハリス

「ドヴィありがとう。それでは反対側にいるダニ。大変な4週間でしたね。鎖骨はいかがですか?」

ダニ・ペドロサ

f:id:teletele916:20161112021500p:plain 「最初の2週間は最悪でしたけど、いまはだいぶ良くなりました。鎖骨に加えて両足を怪我していましたからね。動く事が出来なかったんです。1つの転倒で3つの怪我をするというのは本当に大きなことですよね。ただ転倒を考えると、まだマシだったかなと思います。足に関しては特に手術などはしていなくて休めているだけですけどね。明日はとにかく調子を見るという形で、あまり力強さも感じられていないんです。しっかりと乗れると良いと思っていますが、トラックが左周りなのでこれが少し助けになると良いと思っています。」

ニック・ハリス

「あなたがリタイアするかもというような報道も一時ありました。」

ダニ・ペドロサ

「いや、すぐにそれを否定したように、そんなことはありません。」

ニック・ハリス

「ダニありがとう。それでは反対側のエクトル・バルベラ。今年は素晴らしいシーズンとなっていますね。チャンピオンシップ9位でセパンは4位と、表彰台まであと少しでした。」

エクトル・バルベラ

「自分にとってベストと言えるMotoGPシーズンです。このバイクでは2度5位を獲得して、前回のレースでは4位を獲得して、これが自分とってはキャリア最高位となりました。チームも素晴らしく働いてくれていますし、自分もバイクのポジションを幾度となく変更しましたけど、とにかく嬉しいですね。」

ニック・ハリス

「2度ファクトリーバイクに乗りましたが2度転倒してしまいました。困難だったでしょうね。」

エクトル・バルベラ

f:id:teletele916:20161112021512p:plain 「ええ。自分のバイクと全く異なっていたんですよね。通常バイクを乗り換えた時は9日から10日ほど理解するのにかかるものですが、2日乗ってレースを迎えるというのは簡単ではありませんでした。最初のレースでは全く何も理解することが出来ませんでした。このバイクが非常に戦闘力が高いことはわかったんですが、完璧に理解することは難しかったですね。オーストラリアではドライでのレースで、バイクを理解してフロントにいようと努力しましたが、どう乗れば良いのか理解出来ませんでした。ただ、このバイクが自分のバイクと大きく異るという事はよくわかりました。そしてその違いは本当に大きいですね。そしてこのバイクは自分にとって来年乗るバイクでもあるんですよね。」

ニック・ハリス

「来年はこの2016年型のバイクを乗るわけですが。」

エクトル・バルベラ

「ええ。Avintiaではさらに時間をかけて最高のフィーリングを得られるようにしていくわけですが、パワーは素晴らしいですし、コーナーリングも良いです。このバイクは好きですし、Ducatiでは毎レース速く走れていますからDucatiの事も大好きです。こういうキャラクターが好きですね。」

ニック・ハリス

「エクトルありがとう。それではフロアからの質問をどうぞ。」


Q

「2人が共にチームメイトとして戦ってきた7年間ですが、もっとも成功を収めた7年間だったと思います。互いにどのような事を学びましたか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「2人で組んだ時から戦闘力を発揮出来たと思います。多大に多くを学んだと思いますし、モチベーションにもなっていたと思います。2人のトップライダーが同じチームで戦い、チャンピオンシップ優勝を遂げる事も出来ましたし、互いに優勝を争うことも出来ました。結果を見ればとても良いチームだったと思います。」

ホルヘ・ロレンソ

「互いに色々と学んできたと思いますが、これからは別のチームです。ですから互いに学んだ事をトラックで表現したいですね。同じチームで学びあっている同士ですが、レースでは必ずどちらかが前にゴールするわけで、これがチームメイトであることのネガティブな部分ですが、これからは互いに学んだ事を別の形で活かしていけると思います。」


Q

「昨年は完璧なレースでしたが、チャンピオンシップのプレッシャーが無い中で、今年も同じようなレースを再現出来ますか?」

ホルヘ・ロレンソ

「昨年は土曜日に人生の中でも最高のラップが出来たと思います。プレッシャーは物凄く大きかったですし、ラップタイムは素晴らしかったですから。ほぼ完璧なラップだったと思います。レースでは序盤から飛ばして、マルケスは付いてくることが出来ませんでした。ただその後はタイヤ右サイドのグリップが落ちてしまって、右コーナーでかなりタイムを失いました。ですから終盤になってマルクとダニに追いつかれてしまったんです。ただ最後までプレッシャーを抑えて出来る限り速く走る事が出来ました。ただ今年は序盤は良かったんですが、他のファクトリーがバイクの戦闘力を上げてきたことでレースに勝つのが難しくなってきました。ただこの5戦は優勝のチャンスがあったと思います。そしてここバレンシアは過去5年間自分の戦闘力は高いですから、天候やタイヤにもよると思いますが、優勝のチャンスはあると思います。ただ昨年は特別でしたね。」


Q

「今年はランキングで考えると最悪のシーズンと言えますが、来年に向けての自信はどうでしょうか?」

ダニ・ペドロサ

「確かに今年の順位は今までで良いとは言えません。シーズン中にあまり良い結果が残せていないというのもありますが、この前の転倒まではチャンピオンシップ4位を守っていました。ただ今年は多くのライダーがミスをしていますから、皆あまりポイントを獲得していないと思います。ですから2つ3つレースを逃すと、2人くらい簡単にランキングで抜かれてしまうんですよ。来年の自身に関してはこれから築き上げていく時間は十分ありますから、ゼロからスタートするという状態ですね。ですから今のフィーリングとは必ずしも関係があるかというと、そういう事はありません。」


Q

「なぜトム・ルティが来年勝利すると思うのでしょうか?」

マルク・マルケス

「彼は経験が豊富ですし、彼とはずっと戦ってきましたし、多くのMoto2ライダーがMotoGPに昇格するというのもあります。彼の経験は非常に豊富ですけど、弟のこれを防いで欲しいですね(笑)ただ、ルティはとても良いレベルにありますからね。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「ルティは強いライダーですし、経験もあります。シーズン後半は多く勝利していますしね。ただMoto2はとても変わったカテゴリーですし、レベルも高いですから、今の段階で予想するのは難しいと思います。6人から7人のライダーがチャンピオンシップ優勝を争いながらシーズンが始まると思います。」


Q

「いつもこのトラックでは速いですが、今回は優勝するなど強い走りが出来る自信はありますか?」

ダニ・ペドロサ

「わかりません。正直バイクでどのような感触を感じるかもわからないんです。まだこわばっているような感じなので、数ラップ感触を掴むのに必要でしょう。パワーがないというのは自覚していますが、練習走行を重ねる中で上手く乗れるようになると思います。スタートは色々とチェックする必要があるので大変だと思いますが、トラックで走るうちに良くなって行くことを願っています。」

ニック・ハリス

「以上ですか?それではありがとうございまいた。」