★MotoGP2016 Estrella Galicia 0,0 Marc VDS チーム体制を発表
Sponsored Link
Marc VDSのチーム発表がマドリッドで行われました。現在プラマックDucatiで活躍するスコット・レディング選手1人体制で参戦した昨年はさんざんの成績で、大波乱の雨のミサノで表彰台を獲得しましたが、そのレディング選手もRC213Vのあまりの乗りにくさにチームを離れています。昨年はミラー選手も良い結果を残せていませんし、果たしてラバト選手はRC213Vを乗りこなせるのかどうかに注目したいですね。
Estrella Galicia 0,0 Marc VDS MotoGPチームはマドリッドでMoto2、Moto3チームと共にチームローンチを行った。MotoGPチームはジャック・ミラーとルーキーのティト・ラバトという組み合わせとなる。これは昨年にスコット・レディング1人の体制でMotoGPに参戦して以来初めての2人体制となる。ミラーは最高峰クラスで2年目となり、2014年のMoto2チャンピオンであるラバトは、2016年からMotoGPクラスへ参戦する形となる。ラバトとミラーはカタールの最終テストを17位と19位で終えている。ミラーはシーズン前のトレーニングで右足の脛骨と腓骨を骨折し1月に手術を受けているが、完全に復調するのは開幕戦カタールの3/20となる。
チーム発表の場にはMoto2チームのアレックス・マルケス、フランコ・モルビデリ、Moto3チームのホルヘ・ナバロ、アーロン・カネットの姿もあった。チームはこの内容に加えてEstrella Galicia 0,0 ジュニアチームをFIM CEVレプソルMoto3ジュニアワールド・チャンピオンシップにジャウメ・マシア、ジェレミー・アルコバ、アロンソ・ロペスというラインナップで参戦させる。チームは同じく将来のスーパースター発掘の為にMonlau Repsolテクニカルスクールとのパートナーシップなどについても明らかにした。
マイケル・バルトレミー
「2人体制のチームに出来たことは大きな意味があります。今までMotoGPに出場することを目標にしてきました。昨年はスコットの1人体制でしたが、ミサノで表彰台を獲得する事が出来ました。プライベートチームとっては特別なことです。我々のような小さなチームがMotoGPで2台のバイクを走らせるというのは凄い事で、今からスタートが待ちきれません。」
ティト・ラバト
「このチームでまた1年過ごすことが出来て嬉しいですね。この素晴らしい家族とともにチャンピオンシップをスタートするのが待ち遠しいです。今年はMotoGPクラスでの参戦ですが、まずはバイクの違いに驚きました。乗る度に自信を得ていますが、今年はバイクへの適応の年ですのでこのカテゴリーを出来るだけ早くに学習する事が目標です。」
ジャック・ミラー
「自分を歓迎してくれるこのチームで走る事が出来て嬉しいです。今日プレゼンテーションの場をもって新たな冒険が始まったわけです。今の段階ではゴールを語るのは難しいですが、チームとともに自分自身とバイクを磨き上げていきます。これからどこへ向かうのかを知るために初戦を待っているわけですが、ベストを尽くしますよ。」
