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★ホルヘ・ロレンゾ インタビュー「けして諦めなかった」

MotoGP2015 ヤマハ

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2015年シーズンMotoGPクラスで優勝したホルヘ・ロレンゾ選手のインタビューがありました。自身も語るように2014年以外はチャンピオンシップで1位か2位を継続して獲得しており、その安定性と走りの美しさはまさに芸術レベルに達しています。ストイックな彼らしく、自分を追い込んで得た結果に対する自負はもの凄いものがありますね。来シーズンもスムーズな走りに期待したいと思います。

★ホルヘ・ロレンゾ インタビュー「けして諦めなかった」

2015年のMotoGPクラスチャンピオンであるホルヘ・ロレンゾはヴァレンシアテストにおいて今シーズンを振り返った。2015年はロレンゾにとって、チームメイトであるヴァレンティーノ・ロッシと最後まで争い、彼自身3度目となるMotoGPのタイトルを獲得した年だった。

Q

「シーズン開始に向けてどのような準備をしたのでしょうか?」

ホルヘ・ロレンゾ

「2014年の調子はベストでは無かったので、シーズン開始前から十分な準備をして、2015年は2014年よりも良いコンディションで迎えることが出来ました。また、バイクの調子も2014年よりも良かったですね。」

 

Q

「シーズンスタート直後の不運に対してどう感じたのか?」

ホルヘ・ロレンゾ

「カタールではヘルメットに問題が起こり、視界が狭くなってしまいました。オースティンでは抗生物質を服用していて、アルゼンチンではレースウィークを通じてペースに苦しんで、しかもハードタイヤを選ぶべきところをソフトタイヤを選んでしまいました。そんなわけで序盤にポイントリーダーに対して29ポイントも失ってしまったのです。とにかく早くリカバリーをする必要があると感じていましたので、ヘレスで「ホルヘ、とにかく考えずに出来る限りのペースで走るんだ。直感に従え!」と自分に言い聞かせて走って、あの結果が出せたんです。その後の素晴らしい挽回はあそこからスタートとしたと言えるでしょうね。」

 

Q

「シーズンにおけるキーポイントは?」

ホルヘ・ロレンゾ

「チャンピオンにおいて非常に苦しい時がいくつかあったんです。1回目はアルゼンチンで29ポイントビハインドだった時。そして次はミサノの後ですね。水曜にトラックに到着して日曜までは完璧な天候だったんです。そして日曜の決勝の中での雨でした。確かにあれは腹立たしいものでしたが、ミサノでの転倒は単純に勝利することに集中しなくてはいけなかったんだ。と気づくことが出来た重要な瞬間でした。」

 

Q

「ロッシとメディアについては?」

ホルヘ・ロレンゾ

「ヴァレンティーノはメディアの使い方が上手くて、たまにこちらが分かりかねるようなことも言います。でも彼は自身の意見を述べているんです。それを出来るだけ理解する必要がありますよね。(ライバル同士)お互いの緊張感が高まることは仕方ありません。特にセパンの後ではね。ヴァレンティーノも自分の意見を語ったし、自分も自分の意見を語りました。ただ過去の事は忘れさられ、未来の事をまた話すものですよ。普通はね。」

 

Q

「最終戦については?」

ホルヘ・ロレンゾ

「ヴァレンシアに来る前にチームにWhatsapp(※チャットアプリ)で「OKみんな、今週は人生で最高の週末にしないといけないぞ。」って言ったんです。そして僕らはそれを成し遂げた。過去にここまでプレッシャーと緊張感がある状況を経験した事はありません。ヴァレンティーノは4位で完走するだろうと思っていたんですよ。ですから、マルクもしくはダニ、もしかしたら両方に抜かれたらチャンピオンシップで負けるだろうなと思っていました。ですから「頼むから今回だけは何もしてくれるなよ。」って祈っていたんです。でも彼らがフロントタイヤに問題を抱えていたなんて知りませんでした。最後の瞬間にチャンピオンシップの優勝を決める事が出来ましたので、さらに感動的でドラマチックなチャンピオンシップの終わり方を迎えるというのは無理でしょうね。

 

今までの人生でバイクに乗ってきてバイクの上で泣いたことはないんです。でも今回は特別でした。多くの犠牲を払って今回の結果を成し遂げるために苦しんできましたから。完走した時になってようやくどんな状況だったか、自分がどこにいたか、何が起きたかを理解したんです。すべてが終わって、今回のチャンピオンシップは非常に素晴らしく、そして非常に厳しいチャンピオンシップだったと気づきました。手に入れることが非常に難しいものでしたが、遂に成し遂げることが出来ました。時には不可能だと思えた時もありました。ただ、自分達はけして諦めませんでしたし、出来ること全てをやりました。努力が報われましたね。

 

チャンピオンシップで負ける時というのは、勝てると思っているものなんです。そして最後の瞬間に負けた後でも、自分こそがタイトルに相応しいんだと勝っていないのに思うんですよ。でもこれはどのスポーツでも起きることです。自分が自分を応援してくれる人々に言える事は、自分は今年最多勝のライダーで5回のポールポジションを獲得し、ヴァレンティーノは僅かに50周のところ、270周あまりレースを1位で走行し、さらに多くの練習走行でのリードなどを重ねてヴァレンシアにたどり着いたということです。そしてそこでポールを獲得し、レースで最速タイムを記録して優勝しました。ですから、彼が自分のほうがワールドタイトルに相応しいと示すことは難しいと思いますよ。

 

Q

「3度目のプレミアムクラスでの優勝の感想は?」

ホルヘ・ロレンゾ

2009年から2015年まで、3位でチャンピオンシップを終えた昨年を除いて、自分は常にシーズンを1位か2位かで終えてきました。もしメンタルが弱ければこんな継続して結果を残すことは出来ないと思います。6年も7年もこうして1位か2位でチャンピオンシップを終えることが出来ているというのは非常に誇らしいですね。ただ、こうして3世代に渡るライダー、自分よりも若いマルク、自分と同世代のケイシー、自分よりも年上のヴァレンティーノ等と戦ってチャンピオンを獲得出来るのは嬉しいですね。彼ら3人は、自分が思う21世紀でもっとも速くて才能に溢れたライダーですね。」

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